ANNスーパーJチャンネル (ニュース)
チョコレート商戦が佳境を迎える中、原料のカカオ豆が歴史的な高値となっている。日本生命のアンケートでは、物価高にもかかわらずおよそ8割の人がプレゼントの金額を増やす、または変わらないとしている。また、自分へのプレゼントの平均額は去年より496円アップし4761円となった。しかし、今年バレンタイン商戦を直撃しているのがカカオの高騰、いわゆるカカオショック。チョコレートの原材料であるカカオが歴史的な高値。2年前に比べるとおよそ4倍になっている。原因は天候不良や需要の増加などだそう。これを受け、チョコレートの価格も大幅値上げに。帝国データバンクによると、集計のある2022年以降で初めて1粒400円を超え最高値を更新した。高島屋では今年、チョコレートをほかの素材と組み合わせて価格を抑えた商品を、去年のおよそ2倍の40種類ほどに増やして対応している。ゴボウを使ったチョコ風菓子「GOVOCE(ゴボーチェ)」の紹介。カカオを一切使わずに焙煎ゴボウでできている。作ったのはゴボウ茶などを手掛ける食品メーカー。主な成分は焙煎したゴボウだそう。焙煎ゴボウを研究する中で偶然、ゴボウとカカオに8つもの香気成分が共通することを発見したという。