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日本の食品ロス量は、減少傾向にあるが、年間472万トン出ているのが現状。ファミリーマートではきょうから、食品ロス削減を目指した実証実験が始まった。消費期限が迫った商品に貼るシールのデザインを新しくした。直接的な言葉がいいとの事前調査の意見をもとに、消費者に訴えかけるようなデザインを採用した。従来のシールを扱う店舗と比べさらに200kgの食品ロス削減を見込んでいるという。メーカーなどが製造した製品を賞味期限の3分の1以内で納品し、さらに3分の1以内で販売を終えるという食品業界の暗黙のルール。期限内に納品できなかったものは、賞味期限まで多くの日数があるにもかかわらず行き場がなくなり、廃棄されることも多かったという。納品期限緩和の動きが広がっている。期限の短い乳製品業界でも、日本乳業協会を中心にルール緩和の働きかけを7月からスタート。納品期限を賞味期限の2分の1にしたうえで、販売期限は小売店などに設定していもらうことで、食品ロスなどの緩和などを期待できるという。明治は、検査を行い、問題がなかった製品の賞味期限を延長し、現在半数近くの乳製品について延長し、今後も増やしていく予定だ。2016年と比べ、2025年には食品ロスの総量を半分以上減らすという目標を掲げているという。