ワールドビジネスサテライト (ニュース)
きょうから横浜市で始まった企画展のテーマは「戦争の街を体感する」。長崎に投下された原子爆弾によって被爆した瓦の表面は熱線で溶け、泡立ったような状態になっている。八王子空襲で使われた焼夷弾は東京大空襲に匹敵する1600トンが投下され、街が焦土と化した。さらに熱で溶けた拡声器やハンドバッグも展示されている。これらは中東のイラクで紛争によって破壊された街で収集されたもの。戦争に悲惨さを伝える多くの品々。さらにイスラエルとハマスによる衝突が続く、パレスチナ自治区ガザの街の様子をVRで体感することができる。赤十字国際委員会・駐日代表部・榛澤祥子さんは「戦争が人々に与える影響を感じ取ってほしい」とコメント。