”若年性認知症”の男性「働き続けたい」

2025年3月17日放送 16:23 - 16:33 日本テレビ
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若年性認知症の男性を取材した。51歳の松本健太郎さんはガソリンスタンドで働いていて、若年性アルツハイマー型認知症と闘っている。自分で作ったお弁当と一緒に必ず持ち歩くのは調味料。味付けしたつもりがしてなかったり、逆にしょっぱくなりすぎることもあるという。認知症と診断されたのは約2年前、妻と娘を支えるため今の会社で営業として働いていた時だった。大きな壁となったのは働き続けること。管理職から離れたが職場の理解もあり、同じ会社のガソリンスタンドで働くことになった。2か月に1回の診察。仕事や日々の出来事はタブレットに記録して主治医に報告している。進行を遅らせる薬を飲んでいるが症状を治すものではない。根本的な治療法が確立されていない認知症の6割以上を占めるアルツハイマー病。去年アルツハイマー病と診断された女性は実家を訪れた娘が異変に気付いたという。女性は原因物質を除去して進行を抑制するレカネマブを使用して治療している。課題は高額な薬の価格。高額医療制度を使っても毎月1万8000円負担しないと行けない。松本さんは新薬を使っていないが治すことを諦めていない。同じ若年性認知症を患う横山弥生さんは「何か仕事をしたいって思ってしまう」とコメント。松本さんは「現役でできるかぎりやって、ほかの同じ病気の人を元気づけられたらいいなと思う」と語った。


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若年性アルツハイマー型認知症国立病院機構北海道医療センター札幌市(北海道)レカネマブ

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