ごみ拾い&コーヒーで生まれるつながり

2024年7月21日放送 7:13 - 7:18 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (特集)

週末の午前中で東京・豊島区で行われていたのは、”ごみ拾い”だ。ごみ拾いを通じて、自分の住んでいる町に貢献している。その後、コーヒーを飲みながら”ゆるくつながった友だちになろう”というコミュニティーづくりの取り組みだ。ごみ拾いとコーヒーを組み合わせたこのイベントは、2年前から始まり一般社団法人がやり方などを支援している。イベントはSNSで場所と時間が告知され、参加費用は無料だ。この日は、20代から30代を中心に30人程が集まった。
イベントに参加する垣内優加さんは、ことし1月に就職のため、高知から東京に移住した。新しい土地での生活になじみ、地域で友人をつくりたいと参加した。垣内さんは、「ごみ拾いを通じてつながりを作るコミュニティデザインがいい」などと話した。会社員の傍ら、このイベントを立ち上げた高田将吾さんのきっかけは、新型コロナウィルスの感染が広がっていた2021年、近隣の”人とつながり、交流したい”という思いからだった。高田さんは、「僕自身も気がめいって、落ち込む感覚があったのでもう少し誰かと話すきっかけが欲しかった」と話す。豊島区・池袋で始まったこの取り組みは、現在全国で40以上の地域で行われている。仲間づくりの場として、東京や埼玉などでは自治体がこの取り組みをホームページに掲載するなど連携するケースも出てきた。
池袋でイベントに参加し、近隣の板橋区周辺で始めた人もいる。主婦の三浦杏さんは、三浦さんの子育て経験が動機になっている。2021年に長男を出産。しかし、翌年に夫の海外赴任が決まり、ワンオペ育児になった。池袋でのごみ拾いを知った三浦さんは、子どもを連れて参加した。参加者も一緒に子どもの面倒をみてくれたことで、ワンオペ育児の辛さを大きく解消できたという。その後、”ごみが散らかる所で子育てはしたくない”と自らの地域で新たにイベントをはじめた。子連れの親子が気軽に参加できるようにするため、休憩スペースがあるところを集合場所に選ぶなど工夫した。三浦さんは、「自分の子ではくても、かわいがる様子を見てこの光景はいいなと思う」と語った。また、「月1回のホームパーティーみたいな感じで”おいで”と言えたらいい」と話した。「ごみ拾いとコーヒーで、”新しいつながりをつくる”そのことで自分が住む地域への愛着につながったらいい」と高田さんは考えている。また、「この街で暮らし続けてみようかなとモチベーションになってもらえたらいい」などと語った。


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