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ウクライナ・ゼレンスキー大統領は24日の独立記念日に合わせビデオ演説を公開し、「ウクライナは歴史上二度とロシアが『妥協』と呼ぶような屈辱を強いられることはない。公正な平和が必要だ」と述べた。そのうえで、「ウクライナが得る安全の保証は誰もウクライナを攻撃しようと考えなくなるほど非常に強固なものだ」と強調した。この日、首都キーウでは独立記念日の式典が開かれ、カナダ・カーニー首相やアメリカ・ケロッグ特使らも出席。カーニー首相はゼレンスキー大統領との首脳会談も行い、その後の共同会見でウクライナへの「安全の保証」の一環として「カナダ軍のウクライナ駐留も排除しない」と述べた。独立記念日に合わせ、ローマ教皇レオ14世やフランス・マクロン大統領など各国首脳らからメッセージが寄せられた。アメリカ・トランプ大統領も書簡を送り「アメリカは独立国家としてのウクライナの未来を信じている。ウクライナの主権と尊厳を守り、持続可能で恒久的な平和につながる交渉による解決を支持する」などとした。
