なないろ日和! (特集)
きょうの特集は「オシエテ!梅雨時の花散歩」。花の専門家の金子三保子さんが案内する。東京都文京区にある小石川後楽園を訪れる。現存する江戸時代最古の大名庭園で、この時期はハナショウブを目当てに訪れる人も多い。国の文化財にも指定され、徳川光圀によって管理されていたという。すぐ隣にある東京ドームの約1.5倍の広さを誇る庭園内には唐門や、円月橋、白糸の滝など見どころが満載で、新緑を感じながら蓮などを楽しむことが出来る。ハナショウブは約700株にわたって群生している。
続いて、東京・杉並区にある善福寺公園を訪れる。武蔵野三大遊水地の1つ、善福寺池が広がる動植物豊かな自然公園。日本野鳥の会東京会員の八木利子さんに話を聞くと、ここ善福寺公園は日本野鳥の会発祥の公園。いまはサンコウチョウ、キビタキ、カワセミなどがこの地を訪れているという。東京都公園協会と地域ボランティアが共同で育てている花壇もある。
善福寺公園から車で5分程度の場所にある「cotito ハナトオカシト」を訪れる。店を営む前山真吾さん夫婦に話を聞くと、エディブルフラワーを使用した「お花とホワイトチョコのサブレ」などを販売している。
次は、中央線をはさんで善福寺公園の反対側にある神代植物公園へ。敷地面積は東京ドーム10個分以上で、400種類5200株を誇る日本有数のばら園が有名。約1300種類の熱帯亜熱帯などの植物が育つ大温室も人気。ショクダイオオコンニャクが2021年に開花したことで話題を集めた。宿根草のサンジャクバーベナ、アジサイ、ガクアジサイなどの紹介。宿根草は1度植えると毎年開花を繰り返す多年草の一種。又見頃を迎えているアジサイは土はpHで色が変わる性質を持つ。