グッド!モーニング けさ知っておきたい!NEWS検定
品薄が続く米の外食産業への影響を見ていく。グラフによると家庭向け61%、中食・外食向け39%。中食事業者は弁当店、コンビニ、給食事業など。外食事業者はファミリーレストラン、回転寿司店、宿泊施設など。国内1200店舗以上を展開する吉野家は定食や御膳ではご飯の増量やおかわりの無料サービス実施、使用しているコメは国産と外国産の10種類のコメから独自ブレンドしているが担当者によると「半年以上の中長期で仕入れているため現在は品薄の影響なし」でご飯増量やおかわりの無料サービスは継続予定。国内2万店舗以上を展開するセブン-イレブンはお弁当やおにぎりで米を使用、米は様々な産地、品種のブレンド米を使用していて一部地域では新潟県産コシヒカリ、山形県産つや姫など現地の米を使用しているため「品薄状態による影響はない」ということ。都内・個人経営居酒屋もご飯おかわり無料としているが店主によると仕入先が大手食品卸売のため影響はなく逆に客が心配し遠慮するケースもあったという。中食用を家庭用に回せないかについて日本米穀商連合会の担当者は外食企業は長期契約、スーパーは売れる分をその都度発注しているので確保が難しい面があり長期契約のコメを家庭用に回すのは難しいのではないかとした。政府も来月以降は新米も出回り品薄は徐々に解消の見通しだとしている。