モーサテ (ニュース)
ユーロ圏の失業率が過去最低水準で抑えられたというニュースについて、あおぞら銀行・諸我晃は「、欧州の雇用環境は総じて安定していると言えそうだ。ただ主要な国の失業率を見てみると、景気が好調なスペインの失業率は水準は高いんですけれども低下している一方でドイツの失業率は緩やかに悪化していて、財政が拡大に転じたことで景気の回復というのが見込まれているが、トランプ関税あと中国経済の低迷などで企業が新規の雇用を抑制している面はありそうだ」と指摘した。ラガルド総裁からも発言があったが、ECBは一旦利下げを停止して当面は様子見とする見通しとなっている。ただ景気の下振れで追加の利下げ観測が強まってくると、ユーロについては上値が重くなってくると予想した。
