報道ステーション (ニュース)
夏の風物詩の「ウナギ」。日本で食べられるその殆どは天然の稚魚から育てた養殖ウナギだが、卵から育てた「完全養殖ウナギ」が明日から世界で始めて試験販売される。税込み4860円と少しお高めだがこのウナギは卵から完全養殖という画期的なもので商品化されるのは世界初となる。ウナギの1人あたりの消費量は日本が世界1位、そんな背景から養殖は明治時代から始まった。ただウナギの養殖は一筋縄ではいかずシラスウナギの稚魚を捕まえてそれを育てるという方法しかなかった。シラスウナギを巡っては乱獲により資源保護を訴える声が強く、またニホンウナギの稚魚をワシントン条約で規制しようという動きもあった。シラスウナギは“白いダイヤ”とも呼ばれ国際的な犯罪ネットワークで高額な取引商品として扱われてきた。完全養殖のウナギが一般化すれば密猟や規制という懸念がなくなる日がくるかもしれない。
