人気なくても実力派 低利用魚とは?

2024年3月14日放送 7:43 - 7:52 テレビ朝日
グッド!モーニング あら、いーな!

2048年には海から食用魚がいなくなるとされる「2048年問題」への取り組みを紹介。千葉県の船橋漁港ではスズキの漁獲量が日本一だというが、未来の海に魚を残すために必要な量しか取らないことを徹底しているという。スズキを取らない間は、低利用魚の「コノシロ」を取っているという。低利用魚とは何らかの理由で利用可能なのに利用されていない・利用されづらい魚のことで、コノシロは骨が多いことから食卓に並ぶことは少ないという。骨の多さを解消するために開発された「コノシロやわらか煮」を試食した武隈アナは「美味しい」などと述べた。また「四十八漁場」ではグロテスクな見た目で低利用魚になりやすい「カジカ」の料理が紹介され、試食した武隈アナは「非常に食べやすい」などと感想を述べた。
東北では温暖化の影響で取れる魚に変化が生じている。宮城県の石巻漁港では温かい海に生息している「チダイ」が取れるようになり、地元業者と協力して「石巻金華茶漬け 鯛」を開発した。北海道では「ブリ」が盛んに取れるようになったが、北海道にブリの食文化がなく人気が低いとのことで、かつお節ならぬ「ブリ節」を開発したという。ブリ節を使った商品で人気なのが「函館ブリ塩ラーメン」で、試食した武隈アナは「塩ラーメンにブリ節が合う」などと感想を述べた。低利用魚を使用した商品は他にも、「アイゴ」を使った一夜干しや、熱海で取れた低利用魚を使い、届くまで何の魚が使われているか分からない「ひみつの炊き込みごはん」などがあるという。


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