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寄生虫の一種「アニサキス」は、体長2~3センチで、サバなどの魚介類に寄生する。アニサキスによる食中毒の発生件数は、2014年は79件、2024年は330件だった。地球温暖化で海水温が上昇し、アニサキスが寄生する魚介類の種類が増えているという。アニサキスは、人間の体内に入っても、4日から1週間で自然に死滅する。胃や腸に潜り込もうとする習性があり、胃などを傷つける。その際に胃痙攣などの症状を起こし、激痛を伴う。これがアニサキス食中毒。内視鏡で直接摘出するか、薬で症状を緩和する。食材を十分に冷凍するか、中心温度60℃で1分以上加熱調理すれば、アニサキスは死滅し、予防につながるという。鈴木医師によると、生食を避け、加熱調理をしても安心できない場合があるという。