初の民間“完全自動運転”の課題

2024年8月19日放送 22:29 - 22:34 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト WBS X

去年、全面開業した大規模複合施設・羽田イノベーションシティで先月、始まったのが大手ゼネコン・鹿島建設などが運営する無人バス「アルマ」。民間主体での日本初の自動運転レベル4で、決められたコースなど特定の条件下での完全無人運転だ。当面は事故発生時の救護などに備え、スタッフが1人同乗するが、基本的に何もしない。将来は車内カメラを通じた遠隔監視だけにする予定。この仕組みを支えるのが車体につけた10個のセンサーと車内と車外のカメラ4台。検証を重ね、今月中に定期運行を始める計画。その先には、ゼネコンとしての都市開発での活用も見据えている。茨城県境町に自動運転バスの遠隔監視センターがある。このセンターでは、これまで全国10の地域、25台のバスの運転席にドライバーが乗るレベル2の自動運転を監視していたが、今回、初めてドライバーのいないレベル4の監視が始まった。自動運転バスは世界で拡大。2030年の市場規模は、現在の6倍近い89億3000万ドル(1兆3000億円)ほどになると見込まれている(出所・フォーチュンビジネスインサイト)。この急拡大に対し、緊急時対応のスタッフなどが不足すると懸念されている。実際に羽田で使っていた車両はフランスのスタートアップ、ナビヤ社製。現場では需要の増加に対し、国内メーカーの自動運転バスが少ないと感じているようだ。


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鹿島建設東京国際空港境町(茨城)ARMAナビヤ羽田イノベーションシティBOLDLYFortune Business Insights

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