めざまし8 ニュース 9時またぎ
増え続ける熟年離婚。20年以上同居していた夫婦による熟年離婚の割合はおよそ4組に1組と過去最多にのぼっている。こうした中、番組の取材に応じたのが清水アキラ。70歳になる清水アキラが熟年離婚への冷静な判断を呼びかけたわけは自身の卒婚の経験にあった。清水アキラは24歳で結婚。駆け出しの頃から夫婦で歩んできた。3人の子どもを育て上げ、還暦の頃決断したのが故郷である長野県への移住だった。妻にも一緒に来るよう誘ったが「コンビニやスーパーがそばにないと嫌だ」と断られたという。そこで決断したのが卒婚。妻を東京に残し、長野県に移住した清水アキラ。いろりで朝ご飯を味わったり、川で釣りを楽しんだりしている。1人での生活を初めて約1年。清水アキラの中で変化が生じたという。別居をし、家事と向き合うことで妻の偉大さに気づいたという。卒婚して身にしみた存在のありがたさ。そこで卒婚は卒業し、2人は再び東京で結婚生活をやり直すことにしたという。今年で結婚46年を迎える今、ある夢があるという。清水アキラは「妻と飽きるほど一緒にいたい」などと話した。