地方創生 「寿司といえば、富山」への挑戦

2025年3月8日放送 8:58 - 9:10 日本テレビ
ウェークアップ (特集)

先月9日、富山市内の商業施設の一角に寿司店がオープン。寿司を握るのは県内で修行を重ねている若手職人。中には1ヶ月の男性も。これは「寿司といえば、富山」をキーワードにブランディングを始めた富山県。そのプロジェクトの一環で県が主催したイベント。平田さんは県が去年から始めた寿司店舗のマッチング支援で富山へ。就職ではなくお試し就職だという。
富山県射水市。日本のベニスとも呼ばれている。1968年に創業した新湊寿し処浪花鮨。群馬県から来た青木さんは寿司職人歴3日。プリンターの開発に携わるエンジニアだったが寿司職人を養成する学校で2ヶ月間学びお試し就職でこの店へ。京谷さんはとにかく魚に触れさせることを大切にしている。寿司職人お試し就職事業の期間は1〜3ヶ月。交通費・滞在費は県が補助。翌日、青木さんたちの姿は新湊漁港に。全国的にも珍しい昼セリが行われている県内でも有数の漁港。標高3000m級が連なる立山連峰から栄養豊富な水が流れ込み、陸からほど近いほどの水深は1000mに達する。標高差約4000mの独特な地形がなす富山湾は“天然のいけす”とも呼ばれ、日本海に生息する約800種のうち、約500種の魚介類が生息している。その後青木さんは富山市の店舗へと移り引き続き修業。空き時間には卵焼きの練習も始めている。
おととし富山県が実施したアンケートによると組合に所属している寿司店で60歳以上の職人がいる店は約5割。一方、後継者がいる店は約2割。寿司といえば富山を目指す県にとって、職人の確保と育成は急務となる。定期的に行われる寿司職人お試し就職支援事業の会議。これまでにマッチングしたのはわずか4人だが、応募の数は想定以上。定住する人だけでなく県外に住んでいても定期的に富山と関わる人を増やす。この事業には人口減少時代の地方創生のヒントが詰まっているという。青木さんのお試し就職最終日。青木さんはこのまま富山で寿司職人を続ける決意をした。


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