DayDay. ナゼ?ナゼ?
電車での忘れ物や落とし物が運ばれてくる京王電鉄の保管庫は1日300万人以上が利用する京王線と井の頭線の忘れ物が集約、棚を埋め尽くす傘の忘れ物は約300本だった。一番多いのはハンカチ、サングラス・日傘が多く夏の必需品が増えていて、見つかった場合は取り扱所で受け取ることが可能。取材するとハンディーファン、ピアスなどがあった。京王電鉄が導入する落とし物を捜せるチャットサービスではLINEで特徴などを入力してAIが検索、様々な鉄道会社や商業施設で導入していて京王電鉄では返却率が約1割から約3割に上がったという。京王線・井の頭線では1日500~600件の忘れ物があり、これまでマネキンの頭、生きたサワガニが入ったフタ付きのバケツなどがあったが生き物の置き忘れ対応については持ち主が来るまで別ケースでお世話するということ。
忘れ物は時代を反映、1976年JRの前身国鉄が開催した忘れ物販売イベントでは会場には多くのカメラが並んでいた。1970年代にはカメラは旅行に必ず持っていくものだったため忘れ物が多くなった。1982年にはリゾートブームスキー板、2000年代には音楽プレーヤーや携帯ゲーム機などデジタル機器が並んだ。
この夏休みに利用者が増えるホテルでは衣類の忘れ物が多いという。ノーガホテル 秋葉原 東京では忘れ物は3か月保管している。衣類をそのまま置いていく客も多いといいホテルはPASSTOという修験循環サービスを提供、不要になった衣類に不要の意思を示すカードを置くことで回収しリサイクルに回すということ。大切なものを紛失した場合どのように見つければいいのか、最新グッズをこのあと紹介する。