モーサテ 深読みリサーチ
テーマは「2025年度下半期グローバル株式投資戦略」。今年4月は関税の影響から相場の変動率が高まった。東海東京インテリジェンス・ラボ・長田清英は年初の株式市場について「1~3月期は日米株式が出遅れたがドイツ株は好スタートを切った。4~6月期以降は日米株がキャッチアップした。一方、金の価格の大きな上昇は予想外だった」と話した。長田氏による“下半期投資戦略”の展望は、米株は上昇トレンドを継続、欧州株は個別史上の選別が重要になる、日本株は上昇トレンドを継続する。米株については“ゴルディロックス相場”に近い環境での相場上昇と指摘、FRBの5回の利下げのうち4回は景気後退期の利下げで株価の助けにならなかった。今回経済が堅調の中で利下げが再開されたことでリスク資産にリスクが流れやすい環境は変わらないとみられる。S&P500の動きをグラフで紹介し「7100~7200ポイントがひとまずの目安になる」とした。欧州株市場では個別市場間のパフォーマンス格差が広がっている。特にスペインの観光業が好調で移民の受け入れも経済を押し上げている。フランスは緊縮財政の中で政局が混迷し出遅れている。長田氏は今後はドイツ株が有望だと予想した。日本株はデフレ、ディスインフレ、正常な物価上昇期へと経済構造が変化しており、コロナショックで世界が高インフレに見舞われた結果日本企業も消費者も物価上昇を受け入れざるを得なくなったことで結果的にデフレ脱却が視野に入った。長田氏は今後も上昇基調が維持されると予想した。
