2025年10月1日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京

モーサテ
【早期利上げの道を開く日銀のロジック】

出演者
矢内雄一郎 大浜平太郎 片渕茜 平出真有 古旗笑佳 深谷幸司 丹治倫敦 長田清英 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。

オープニングトーク

キャスターらが挨拶。

(経済情報)
経済情報

NY株式、セクター別騰落率、為替の経済情報を伝えた。

マーケットの動き

マーケットの動きについてニューヨークから伝える。ダウは最高値を更新。ダウ、ナスダックの終値。労働市場の減速傾向が示唆され消費者信頼感も低下。投資家は先行きへの不透明を強めている。コアウィーブが急騰。ファイザーも7%近い上昇となった。医薬品関税の猶予期間が延長されることが好感され他のヘルスケア株にも買い注文が広がっている。

(ニュース)
米 政府閉鎖の可能性高まる

アメリカのつなぎ予算をめぐる交渉期限が現地時間の1日に迫る。トランプ大統領も政府閉鎖の可能性は高いとの認識を示している。民主党のジェフリーズ下院院内総務は現行のつなぎ予算案について、絶対に支持しないと述べるなど強硬姿勢が広がっている。交渉がまとまるかどうかは不透明。

トランプ氏「力による平和」訴え

トランプ大統領は軍高官らを前に演説。トランプ大統領はDEI(多様性、公平性、包括性)推進の政策を批判し、不適格な人材を選ぶ必要はなく今は実力主義だと成果をアピール。

米 求人数増も採用減少

8月の雇用動向調査によると、8月の非農業部門の求人者数は722万7000人で前の月からわずかに増加。市場予想を上回る。ただ採用数は減少。自発的離職率も1.9%。

米 消費者信頼感 5カ月ぶり低水準

コンファレンスボードが発表した9月の消費者信頼感指数は94.2。前月比で3.6ポイント減。景気の現状に対する認識が悪化。回答者のうち、仕事は十分にあるは26.9%。2021年2月以来の低水準。

メタと2.1兆円クラウド契約

コアウィーブはメタと142億ドルのクラウドサービス契約を締結したと明らかにした。データセンターなどのインフラを提供する。契約期間は2031年12月まで。1年間延長する可能性もあるという。発表を受け、コアウィーブの株価は11.7%上昇。

米 ファイザー薬価大幅引き下げへ

ファイザーはトランプ大統領の要請に応じ、一部薬品の価格を最大85%、平均50%の割引を提供すると発表。トランプ政権は国民向け医薬品直販サイトを立ち上げも発表、ファイザーも参加するとしている。

LIVE ニューヨーク 米 政府閉鎖 影響は限定的?

大和証券CMアメリカのシュナイダー恵子氏に話を聞く。ダウの終値。政府閉鎖のタイムリミットが迫るなか期末のポジション調整もあり株は小動き。コアウィーブを材料に半導体株が堅調に推移。金融、エネルギーが売られた。午後に入り政権との薬価交渉で進展が伝わった薬品株が買われ全体はプラスに転じた。政府閉鎖の可能性、株価への影響は?政府機関のシャットダウンはほぼ確実視される。暫定予算を通し再開するだろうとの見方が常態化していて影響は限定的。ネガティブなのは雇用統計や消費者物価指数が発表されない点。一部ストラテジストからは利下げ期待が高まると楽観的な印象。10月は押し目を狙うスタンス。ハイパースケーラーの設備投資額のグラフ。年末ラリーに向けての買い場になると考えているなどと話した。

その他のマーケット

金利、商品、応酬株式。株式先物などのマーケット情報を伝えた。

米 8月求人数(JOLTS)

みずほ証券の丹治倫敦氏、マーケット・リスク・アドバイザリー・深谷幸司氏のゲスト紹介。アメリカの雇用について、企業の雇用意欲は減退している。雇用悪化の背景をどうみるかというところ。関税の不透明感という一時的な要因なのか企業業績悪化への備えという循環的な要因なのか、AIの積極的な活動で雇用を抑制して賃金上昇に見合った労働生産性向上をはかる構造的要因なのか。循環的要因であれば積極的利下げの必要が出てくる。構造的な要因であれば調整利下げですむかなということになると指摘。FRBの中でももめるかななどと話した。

(きょうのマーケット)
為替

きょうの各国の為替相場を伝えた。

きょうの為替は

深谷による解説。ドル円予想レンジは146.80円~148.40円。リスクはドル安円高。注目ポイントは「高まる相場変動リスク」。ドル円相場の予想変動率をみると1か月ほどで8%台前半まで低下している。それにつれてドル円相場は堅調に推移している。予想変動率が反発して上昇するリスクが高まっている。2023年以降のドル円相場と予想変動率の関係を紹介。今後は反発してドル安円高に振れるリスクのほうが高い。リスクリバーサルをみると現状ではドル買い円売りにちょっと傾いている。変化をもたらす要因で明確なのは株式市場の楽観が崩れる場合。

10年国債

10年国債の情報を伝えた。

世界の株価

世界の株価、株式先物の情報を伝えた。

きょうの株は

東京海上アセットマネジメント・若山哲志による解説。日経平均予想レンジは44300円~45500円。基本的にはもみ合う展開。製造業の景況感や設備投資意欲に変化がないかが重要なポイント。注目ポイントは「製造業の景気サイクル」。ISM製造業景気指数を紹介。過去の推移をみると4年程度でボトムを打っている。大統領選の時期と重なることも多かった。製造業の景気サイクルがなくなってしまったかのように見える背景は米国の金利の高止まりやインフレによる需要の抑制などがある。きのう発表された中国の製造業PMIも6か月連続の50割れ。ここ2~3年は50近辺での推移が続いている。米中が共に足踏みしている状況。

(ニュース)
新浪氏が同友会代表幹事を辞任

新浪剛史氏が経済同友会の代表幹事を辞任した。経済同友会の理事会で処遇をめぐり意見が割れたことをうけ、分裂を避けるため新浪氏が辞任を申し出。後任が決まるまでは筆頭副代表幹事を務めるJTの岩井会長が代行。岩井氏は空白期間は短くしたいと述べ、後任の選考手続きを早期に進める考えを示した。新浪氏は政府の経済財政諮問会議の民間議員はとどまりたい意向を表明。

日韓首脳会談 共通課題で協力

韓国・釜山を訪れている石破総理大臣は李在明大統領と会談し、高齢化など共通の社会的課題で協力することで合意した。総理同行の酒井記者の報告。今回の首脳会談ではシャトル外交の重要性を確認した。両首脳は北朝鮮の完全な非核化に向けた日韓・日米韓の緊密な連携を確認したほか、パレスチナやインド太平洋地域などの地域情勢についても意見交換をした。石破総理は会談後、「次の政権にはこの関係を後戻りさせることなく発展的に進めてほしい」と述べた。

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