ひるおび (ニュース)
9月1日になると気象庁からは夏の天候のまとめが発表される。梅雨入り梅雨明けの確定値も発表される。夏のまとめとしては今年の夏は過去最も暑い夏となりそうだという。全国の猛暑日観測回数は今年は昨日時点で9386地点と去年のペースを上回っている。歴代の最高気温ランキングでは今年8月5日に群馬県伊勢崎市で観測された41.8℃が1位。上位5つのうち4つが今年8月の記録だという。
今年の暑さは何が起きているのか。海面水温の高さが関係するのではないかと森氏は指摘。10年周期で太平洋の海水温が高いところが入れ替わるという現象があるが、ここ数年太平洋の北側で海水温が高い傾向にあり、そうすると太平洋の赤道よりで海水温は相対的に低くなり、さらに東西のバランスで日本の南でも海水温が高くなる。このあたりの海水温が高いことが日本に猛暑をもたらすラニーニャ現象の時の状況と似ているのだという。東京では今日が36℃予想ですでに超えているが、明日が37℃予想。週半ばからは天気下り坂の予想。今年の暑さはしぶといのでくれぐれも気をつけてと森氏は呼びかけた。