THE TIME, 関心度ランキング
国内に住む日本人の人口が去年より約91万人減ったことが発表された。調査開始以来初めて減少者数が90万人を上回った。2009年に約1億2708万人だった人口は、この年をピークに16年連続で減少。約1億2065万人になった。去年1年間の出生者数は約69万人で過去最低。調査開始以来初めて70万人を割った。一方で外国人の人口は約35万人増えて過去最多の約367万8000人。北海道倶知安町や大阪市では外国人住民の増加により人口が増えている。
長野県南箕輪村では、40年で人口が2倍に増えている。1975年には7600人程だったが、現在は約1万6000人程に。住民の7割以上が移住してきた人だという。最大の魅力は教育で、村内には保育園が6か所、さらに小中高だけでなく信州大学のキャンパスもあり、保育園から大学院卒業まで村の中で学ぶことが可能。今年3月、神奈川県茅ヶ崎市から家族で移住した林さんは、2LDKの賃貸で家賃は7万5000円程。山に囲まれている安心感が村を選んだ決め手だったという。