ひるおび ひるトピ
第173回の芥川賞・直木賞がいずれも該当作なしという27年ぶりの異常事態に。大きな影響を受けるのは書店。例年であれば本を売るチャンスのはずが大ピンチに。そんな窮地に立ち上がったのがコピーライターの丸山さん。本家とは全く関係ない「かってに芥川賞・直木賞」を立ち上げた。SNSを使い、全国の「芥川さん」「直木さん」を検索し、片っ端から連絡を取る。丸山さんの企画に賛同してくれた一般人の芥川さんと直木さんに選考委員になってもらい、とっておきの一冊を選んでもらう。芥川遼甫さんが選んだのは「僕には鳥の言葉がわかる/鈴木俊貴/小学館」。高校教師の遼甫さんが普段授業で使っている大好きな一冊で、これが書店で特集されることが最高に嬉しかったとのこと。こうした企画に書店員は「書店がまた元気になってもらうきっかけになっていただければと思っております」と話した。