がっちりマンデー!! 湖池屋 売れるポテチのヒミツ
埼玉・加須市にある湖池屋の関東工場にはポテトチップス作りの要となる「原料部」があるとのこと。原料部はポテチで使うジャガイモの買い付けを担当しており、湖池屋では創業以来国産のジャガイモを使用しているとのこと。湖池屋はポテチの量産化に日本で初めて成功した会社であり、原料のジャガイモへのこだわりは強く、国産のジャガイモが不作の場合は出荷を減らすほど徹底している。さらに使用しているジャガイモは油で揚げても焦げないでんぷん多めのポテチ専用のジャガイモだという。また原料部は全国各地の農地に足を運び、ジャガイモ畑の生育状況を把握したりポテチ用のジャガイモ作りの指導なども行っているという。加えて収穫したジャガイモの管理も原料部の仕事で、湖池屋では全国で収穫されたジャガイモを鮮度等を見極めて工場に送り出しているという。中でもジャガイモの収穫がない時期に工場に届けるジャガイモの管理が難しく、温度を上げると芽が出てしまい、逆に温度を下げすぎると糖分が増えて焦げやすくなってしまうという。