あしたが変わるトリセツショー 睡眠のトリセツ
川崎医科大学附属病院の耳鼻咽喉科の医師・原浩貴先生は睡眠と鼻との関係にいち早く注目し多くの人を救ってきた。睡眠不調を治療中の長田さんは鼻詰まりの薬を処方してもらう。原先生によると睡眠中に鼻詰まりを起こすという。そこで3人の人に集まってもらい夜に鼻詰まりが分かるマスクを付けて寝てもらう。3人共鼻呼吸が出来ていたが島田さんは途中口呼吸になり調べると完全には詰まっていないが少し詰まっていた。さらに赤木さんも同様だった。ここでMRIを使ってどうなっているか調査。島田さんと赤木さんの2人共就寝前に比べ鼻腔が狭くなっていた。隠れ鼻詰まりと粘膜がむくみ鼻腔を防ぐ現象のことだった。
隠れ鼻詰まりにもメラトニンの動きが関係していた。メラトニンが増えると鼻腔と毛細血管が広がり体温を逃がすことで眠りに付きやすい状態にしている。この鼻詰まりがどのくらい睡眠に影響するか睡眠への悩みがない番組スタッフの鼻を擬似的に鼻詰まりにし脳波を観察しながら眠ってもらう。平均1分半おきに浅い睡眠と覚醒を繰り返しきちんと眠れた時間は5時間弱となった。番組では隠れ鼻詰まりチェックリストを作成。千葉さんによると1、2は大きな項目で3、4、5は複数あると可能性が高いと説明。チェックリストに当てはまった人への対策として寝る前に鼻うがいで隠れ鼻詰まりが原因の人は2週間ほどで変化があるかもしれないという。また耳鼻咽喉科を受診すると自分では気づけない鼻の状態を知ることをできる。