睡眠市場に挑む「TENTIAL」

2025年3月11日放送 6:35 - 6:41 テレビ東京
モーサテ IPO、その次の一歩

OECDの調査で、日本は睡眠時間が最下位で、働く人の生産性向上の足枷になっているとも指摘されている。先月、東証グロース市場に上場したTENTIALを創業したのは30歳の中西裕太郎社長。起業前はプロのサッカー選手を目指していたという。パジャマ商品のBAKUNEは、値段は2万6840円で、生地には、自らの体温で遠赤外線を放射させる繊維を使い、血行促進などの効果が見込めるとして、一般医療機器として販売されている。BAKUNEは、疲労回復を促すリカバリーウェアとして打ち出し、累計販売枚数は100万セットを超えた。売上も年々拡大し去年は54億円に。成長性を期待され、上場後の初値は公開価格を上回った。IPOで得たかったのは資金だけではないという。TENTIALは、売上の約80%がECサイト経由で上位10%の客が売上げの40%を占めており、上場で得た資金で現在9つある実店舗を増やし客層の広がりを狙う。一方、睡眠市場の拡大によって競争が激化することも予想される。ワークマンも去年、疲労回復効果を謳うリカバリーウェアを上下4000円ほどで発売。TENTIALはカジュアルウェアやサンダルなども作っているが売上の8割をBAKUNEに依存している。中西社長は「BAKUNE一本にみられるがTENTIALに信頼がたまっていくことで次の商品の購買につながるよう認知されると、ブランドの中でいろいろな商品が販売され、信頼されていくような構造になっています。国内競争を勝ちながらゆくゆくは世界大会で優勝できる企業にしていきたい」話している。


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ワークマン経済協力開発機構IPOBAKUNETENTIAL

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