NHKニュース7 (ニュース)
今月召集される通常国会では少数与党の石破政権が野党の協力を得ながら、新年度予算案を年度内に成立させられるかが焦点。夏には参院選が控えている。伊勢神宮を訪れた石破総理大臣、6人の閣僚と共に参拝した。この後の記者会見で少数与党での政権運営について、責任与党でなければならないなどと話した。また、選挙制度のあり方や年金制度改革を含む社会保障制度について各党で協議したいという。政治改革については企業・団体献金禁止法案についても年度末に向けて真摯に議論したいなどと話した。野党との連立は今の時点では考えていないという。衆参同日選挙については衆院の意思と内閣の考えが違った時に主権者の判断をいただくことは憲政の常道であり、判断をするのは主権者たる国民だと述べた。トランプ次期大統領の会談は現時点で確定していないという。公明党は新年の仕事始め式を開催。斉藤代表は自民・公明・維新の教育分野の実務者協議をめぐり、高校の授業料無償化の実現に向け、財源を含めた具体的な検討を進める考えを示した。立憲民主党の野田代表は参院選について、1人区でできるだけ劇的な勝利を獲得することで政局が大きく変わるなどと話した。連合・芳野会長は立憲民主党・国民民主党には大きなかたまりの軸となって政権交代可能な体制を整えてもらうよう引き続き働きかけたいなどと話した。