- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像。
年頭にあたって伊勢神宮を訪れた石破総理大臣。参拝後に行われた会見では今年の干支にちなんで「へびは脱皮を繰り返し大きくなっていく。再生・進化の年であるとも言われている。平和と安全安心を大前提とした楽しい活力ある日本になることを念じ努力する」と語った。石破政権にとって今年最初の関門は、今月召集される通常国会での新年度予算案の衆議院通過。少数与党のため野党の協力を得る必要があるが、国民民主党との間では年収103万円の壁の見直しで、所得税の控除額の引き上げ幅を巡る主張に隔たりがある他、教育無償化を掲げて実現に向けた取り組みを求めている日本維新の会との政策協議も始まったばかり。石破総理は「責任与党として野党と議論を尽くす」と強調した上で「党派を超えた合意形成を図るためには、野党にもこれまで以上に責任を共有してもらうことが求められている」、野党との連立は選択肢かと問われると「今の時点で野党との連立政権を考えているわけではないし、大連立を考えているわけでもない」と述べた。
もう一つの焦点となっている夏の政治決戦。今年は夏に参議院選挙が予定されている。夏の参議院選挙に合わせた衆参同日選挙を行うかと問われると、石破首相は「内閣不信任案が可決、あるいは信任案が否決されたときは、解散しないかぎり総辞職しなければならない。衆議院の意思と内閣の考えが違ったときに、主権者の判断をいただく」と述べた。一方、立憲民主党・野田代表は、参議院選挙について「1人区でできるだけ劇的な勝利を獲得することにより政局が大きく変わるだろう。政権交代に向けて大きな足がかりになるような参院選にしていきたい」、自民・公明と大連立を組む可能性については「よほど困難な事態に日本が陥ることがないかぎりは想定できない」と述べた。
最初の関門が予算の衆議院通過。石破首相にとっては綱渡りの国会運営になるとみられる。予算案の衆議院通過には野党の協力が必要だが、年収103万円の壁を巡って国民民主党・古川代表代行は、所得税の控除額を与党が提示した123万円よりさらに引き上げるよう求めていく考えを示している。また教育無償化を巡って与党と政策協議を始めた日本維新の会・前原共同代表は、新年度予算案への対応について「賛成する場合も賛成できない場合もあり、熟議の国会の中で最終的に判断していく」としている。新年度予算は補正予算と違い1年間の政権運営の方針を数字で表したものので、野党は相当な理由がなければ普通は賛成しない。早くも与党内からは「野党との協議次第では予算案の修正もありうる」という声も出ていて、難しいかじ取りを迫られそう。
予算案が衆議院を通過したとしても様々な論点がある。3月末までには与野党で意見の隔たりが大きい企業・団体献金の扱いについて結論を出す必要がある。さらに選択的夫婦別姓制度の導入を巡る議論が活発になる見通し。こうした議論の結果が問われることになるのが夏の政治決戦。夏の参議院選挙では与党が過半数を維持して政権の継続につなげるのか、それとも野党が衆議院と同様に与党を過半数割れに追い込んで政権交代の足がかりとするのかが焦点となる。さらに石破首相は参院選に合わせて衆議院を解散する衆参同日選挙もありうるという認識も示している。その引き金ともなりうる内閣不信任決議案が提出されて可決されるのかどうかも含め、与野党の駆け引きが激しくなる年になりそう。
大学入学共通テストが今月18・19日に迫る中、新宿区で大学受験予備校「ニチガク」を運営する「日本学力振興会」が事業を停止。運営会社の代理人弁護士によると、受講生の減少などで資金繰りが難しくなり、おととい付で事業を停止し今月中旬までに裁判所に自己破産を申し立てる方針だという。帝国データバンクによると、おとといの時点で在籍受講生は約130人、負債総額は1億円超えの見込みとなっている。教室が突然閉鎖されたことが分かり受験生に戸惑いが広がっている。
5日、ビバリーヒルズで行われた授賞式で、俳優の真田広之さんが主演を努めたドラマシリーズ「SHOGUN将軍」がゴールデングローブ賞テレビドラマ部門作品賞を受賞した。さらに、主演男優賞・女優賞・助演男優賞とノミネートされた4つの賞すべてを受賞し、昨年、過去最多となる18の賞を受賞したエミー賞に続く快挙となった。
東京・渋谷の映像を映し、全国の気象情報を伝えた。
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ゴルフ・松山英樹選手が快挙。米国ツアー開幕戦。最終ラウンドでイーグルを叩き出すなど-35のツアー新記録のスコアで優勝を果たした。松山は米国ツアー11勝目を挙げ、今シーズン最高のスタートを切った。
今月行われる大相撲初場所に向けた横綱審議委員会の稽古総見。横綱昇進に挑む大関2人と復帰を目指す横綱が調整した。初場所の初日を6日後に控えた稽古総見。大関・琴櫻は先場所、初優勝を果たした。大関・豊昇龍は先場所、琴櫻に敗れたものの13勝。初場所で横綱昇進を目指す2人の大関が、稽古で直接胸を合わせた。琴櫻は、豊昇龍相手に9番取って1勝。綱とりを目指す2人の内容は、この日にかぎっては対照的だった。琴櫻は「まだまだもっと仕上げていかないといけない」、豊昇龍は「いい感じで稽古ができている」と語った。2場所連続休場中の横綱・照ノ富士は、この日から相撲を取る稽古を始めた。大関・大の里相手に7番取って3勝。初場所での復帰を目指し、調整が続く。照ノ富士は「体をずっとつくってきた。あとは感覚を戻すだけ」と語った。
阪神は、育成選手を含む9人の新人選手が球団の寮に入った。ドラフト1位の伊原は、スヌーピーのぬいぐるみを持ち込んだ。報徳学園からドラフト2位で入団した今朝丸は、ドラえもんのぬいぐるみを持ち込んでいた。ヤクルトでも、ドラフト2位のモイセエフ・ニキータが入寮した。ドラフト1位の中村優斗は、手作りのストレッチ用ポールを持ち込んだ。武器は最速160キロの速球。コンディション作りに欠かせないという。
日本ラグビーフットボール協会公認レフェリー・桑井亜乃。12月に行われたラグビーリーグワンで、女性初の主審を務めた。桑井は、迫力が違う、選手がこっちに向かってくる瞬間がわかる、鍛えていると大きな怪我をしないですむという意識などと話した。2016年のリオデジャネイロ五輪では、7人制ラグビーの日本代表として出場した。4年前に現役を引退し、去年のパリ五輪で、レフェリーとしてピッチに立ち、世界のラグビー界で初めて、選手とレフェリーでオリンピックに出場した。リーグワンを目指した理由について、桑井は、世界では女性が男子のゲームで笛を吹くことが当たり前になっている、女性と男性が一緒のスポーツをやるのが当たり前な社会になったらいいなどと話した。桑井は、パリ五輪の1ヶ月後から準備を始めた。7人制と比べて試合時間が5倍以上となるため、走り込みなど持久力の向上に努めてきた。リーグワンデビュー戦は、「強く美しく」という言葉を胸に臨んだ。選手にストレスを与えないジャッジを行うため、強い意志を持って所作はわかりやすく。選手が脳しんとうを起こし、両チームがヒートアップした場面では、すぐにはプレーを再開させずに、両チームの選手に冷静にプレーするよう伝えた。桑井は現在ディビジョン3のレフェリーだが、ディビジョン1の試合でレフェリーを務めることを目標としている。桑井はこれまで2試合でレフェリーを務めていて、次回は11日の試合で笛を吹く。女性レフェリーは、サッカーのJリーグやバスケットボールのBリーグでも活躍している。
ブライトンの三笘薫。2試合連続のベンチスタートとなった。後半17分、三笘薫が登場。32分、ゴール前に走り込むが、合わせることができず、シュートを逃した。試合は引き分け。ブライトンは8試合勝ちがない。
イングランド・プレミアリーグ。得点ランキング2位につけるのは、マンチェスターシティーのハーランド。まずは頭で、今季15点目をマーク。巧みなボールタッチでネットを揺らし、16点目をあげた。3シーズン連続の得点王を狙う。得点ランキング1位は、リバプールのサラー。この日は、相手の激しいマークに苦しみ、得点を奪うことができない。それでも、ペナルティキックを決めて、18点目をマーク。ハーランドとの差は2点。
NBA・レイカーズの八村塁は、第1クオーター、3ポイントなどを決め、チームトップの8得点をあげた。後半、レブロン・ジェームズとの連携プレーから、八村塁がシュート。28分1秒出場し、13得点をあげ、2試合連続の2桁得点をマーク。
スノーボードワールドカップビッグエア第3戦。男子は、長谷川帝勝が優勝した。通算4勝目をあげた。来年冬のオリンピックの代表は、今季と来季のワールドカップなどの成績を踏まえて決まる。
エンディングトーク。広内らは、ことしもよろしくお願いしますなどと挨拶した。