ニュースウオッチ9 (ニュース)
石破首相は、アメリカ・トランプ大統領との初めての首脳会談に臨むため、今夜アメリカへ出発した。石破首相は「初対面だから、互いの信頼関係確立のため努力したい」と述べた。きょうから3日間の日程でワシントンを訪問し、日本時間のあさって未明に、アメリカ・ホワイトハウスでトランプ大統領との初めての首脳会談に臨む予定。石破首相は、日米同盟の抑止力と対処力のさらなる強化で一致したいとしているほか、日本の巨額な投資が雇用の創出にも貢献していることを説明し、両国の国益に沿う協力関係の構築を目指す方針。会談のあとには共同記者会見を行い、成果は共同声明として発表する方向で調整が進められている。石破総理は、国会で「トランプ大統領は意外と人の意見をよく聞く人で、ひょっとしたらケミストリー(相性)が合うかもしれない」と話していたが、政府関係者からは「出方が読めない」などと警戒する声も聞かれる。信頼関係を構築できるのか、いよいよ直接会談となる。