中居正広の土曜日な会 (中居正広の土曜日な会)
高血圧について解説するのは杉岡充爾医師。秋は高血圧に注意が必要。1日の気温差が大きいことなど、気温の変化が体に影響しやすい。血圧の「上」「下」について解説。上(最高血圧)は心臓が収縮し、血液が送られて血管が膨らみ、血管にかかる圧力のこと。下(最低血圧)は心臓が拡張し、膨らんだ血管が元に戻る力のこと。血液量が増える、血管が細くなる、血管の弾力がなくなると高血圧になる。主な要因は気温の急激な変化、塩分のとり過ぎ、肥満、過度の飲酒、運動不足、ストレス、喫煙、睡眠時無呼吸症候群、遺伝的体質、加齢など。劇団ひとりの血圧を測定。正常血圧は上:120、下:80。高血圧は上:140以上、下:90以上。低血圧に明確な診断基準はない。低血圧の人は長生きするという。劇団ひとりの血圧は上:129、下:93。高血圧の一因「血管の弾力低下」について説明。血管の弾力低下すると、心臓が頑張っても血液が先に進みづらくなる。そうなると、心臓は一生懸命血液を押すため、血圧が上がるという。朝は血圧が高いため、脳卒中は朝が一番多い。みちょぱの血圧は上:106、下:72。血管の弾力低下には生活習慣も影響している。生活習慣が乱れると、血管年齢が上がりやすくなる。血管年齢が実年齢より上の人が増えているという。出演者の血管年齢を測定。劇団ひとりの血管年齢は43歳、実年齢よりも下だった。血管年齢が上がる要因は悪玉コレステロール、運動不足、睡眠不足、肥満、喫煙、ストレス、糖尿病など。1つ当てはまるごとに血管が硬くなるリスクが3倍になる。柳澤秀夫の血管年齢は59歳、実年齢よりも下だった。杉岡充爾医師は59歳だが、血管年齢は35歳だという。古市憲寿の血管年齢は41歳、実年齢よりも上だった。
秋の高血圧対策を紹介。1つ目は「ナトカリ」、ナトリウムとカリウムの略。ナトリウム(塩分)をとり過ぎると、腎臓が水分の排出を抑え、血液量が増加して高血圧になる。カリウムは余分な塩分を尿として体外に排出する。厚生労働省が推奨する食塩摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満。食事に含まれる塩分量を紹介。ラーメンには6~7g、カレーライスには3.7g、カツ丼には3.6gの塩分が含まれている。カリウムが多く含まれているものはほうれん草やバナナ、ジャガイモなど。腎臓が悪い人はカリウムの摂取に注意が必要。2つ目は1日3回の歯磨き。歯磨きを1日3回以上する人は高血圧になる確率が19%低い。歯周病菌が血管に入ると炎症が起き、高血圧の原因になるという。心筋梗塞を起こした人の血管から歯周病菌が見つかることもある。3つ目はファイティングポーズ。