大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
きのう台湾の新総統に就任した頼清徳。約2万人が参加した就任演説で語ったのは、中国との関係について蔡英文政権の路線を踏襲する現状維持。中国と共に繁栄と平和を追求したいと訴えた。その一方で中国への強い警戒感も示した。就任演説では、中国からの武力による圧力を牽制し「台湾は中国の一部だ」との中国の主張を否定。この就任演説を受けて、中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室報道官は不快感を露わにした。さらに中国外務省の報道官も強い口調で批判。中国への強い警戒感を示す頼清徳新総統だが、一方では台湾の議会で与党・民進党は過半数を得られておらずねじれ状態にあることから、今後の政権運営は安定とは言いがたい。中国との間で緊張が続く中誕生した台湾の新たなリーダーはどのような人物なのか。今後の中台関係の行方は?