50年前は20円いまは1500円のビジネス

2025年5月27日放送 23:18 - 23:31 テレビ東京
LIFE IS MONEY 〜世の中お金で見てみよう〜 なぜかいま盛り上がっている現場SP

東京・渋谷にあるカプセルトイ専門店の「#C-pla+」は、地下1階~2階の3フロアでカプセルトイだけを販売しており、総台数は2300台以上。#C-pla+を運営するのは1975年に北海道で創業した「トーシン」で、元々はカプセルトイの筐体レンタルなどを行っていた。2018年に北海道で実験的にカプセルトイ専門店をオープンすると大ヒットし、以降はショッピングモールなどに数多く出店し店舗数は220以上にまで拡大した。社員数は173人で半数が入社1年以内だという。年商は200億円を超える見込みで僅か7年で25倍に。
#C-pla+の躍進の理由1つ目はコロナ。コロナ禍の影響でゲームセンターが次々と閉店し、景品を作るメーカーがカプセルトイ業界に多く参入している。今では毎月600種類以上の新商品が出ている。コロナ禍に閉店した空きスペースを活用している。2つ目は高額商品。カプセルトイは40代以上の購入率が低いが、昭和ノスタルジックな500円商品や、精巧に作られた生き物シリーズの1500円商品など、大人の層を取り込む商品を強化している。渋谷の店舗では約20%が500円以上の商品となっており、ターゲットを広げ商品展開している。
3つ目は緻密な仕入れ会議。全国9ブロックの仕入れの責任者と各メーカーの担当バイヤーがリモートで一同に介す会議は月に1回行われ、3ヶ月先の商品の仕入れについて話し合う。今、広告費をかけずに商品をPR出来ると企業コラボが急増している。人気女性ブランドのコラボ商品は実際に売られているバッグのミニチュア版で10代~20代の女性に大人気。#C-pla+は過去の売れ行きや地域の特製などを緻密に計算し、戦略的に仕入れを行っている。4つ目はオリジナル商品。#C-pla+は商品開発もしている。メーカーを通さず利益率が高い為、思いついたらすぐに試作するという。


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