- 出演者
- 林修 角谷暁子 山中崇 山下リオ ビビる大木
オープニング映像。
東京・元浅草にある「ダビングコピー革命」ではVHSテープのダビング事業を行っていて、ビデオテープの劣化が指摘されているいわゆる2025年問題を背景に現在注文が殺到している。
ユネスコは世界遺産の認定以外にも文化遺産や教育に関して様々な警告を出していて、フェイク・ニュースに対応するハンドブックの出版や学校でのスマホ使用禁止を促進する勧告を行うなどしている。
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- 世界遺産国際連合教育科学文化機関
ダビングコピー革命ではビデオデッキの生産が終了した2016年の翌年に創業していて、デッキが壊れてテープが見られない人たちのために映像をデータ化する事業を始めた。去年末頃から注文が急増していて、多い時は1月約2750件の依頼がくるという。保有しているデッキ台数は150台で、365日フル稼働して1月2万本のダビングをしている。ただそれでも作業が追いついておらず、現在納品は3ヶ月待ちとなっている。ダビング料金は1本約900円程度で、子どもの頃のホームビデオや結婚式の映像などが多い。
900円で得られる思い出について山中崇は「初舞台のビデオを見れなくなると思うと急いだほうがいい。」、山下リオは「家で定点カメラを置かれてたので実家に膨大なビデオテープがある。」などと話した。今回取材したダビングコピー革命によると、劣化で見れなくなったテープは100本に1本程度だという。池谷亨は「ビデオテープの白くなっている部分はカビで、アルコールなどで除去することが出来る。」などと話した。
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東京・渋谷にあるカプセルトイ専門店の「#C-pla+」は、地下1階~2階の3フロアでカプセルトイだけを販売しており、総台数は2300台以上。#C-pla+を運営するのは1975年に北海道で創業した「トーシン」で、元々はカプセルトイの筐体レンタルなどを行っていた。2018年に北海道で実験的にカプセルトイ専門店をオープンすると大ヒットし、以降はショッピングモールなどに数多く出店し店舗数は220以上にまで拡大した。社員数は173人で半数が入社1年以内だという。年商は200億円を超える見込みで僅か7年で25倍に。
#C-pla+の躍進の理由1つ目はコロナ。コロナ禍の影響でゲームセンターが次々と閉店し、景品を作るメーカーがカプセルトイ業界に多く参入している。今では毎月600種類以上の新商品が出ている。コロナ禍に閉店した空きスペースを活用している。2つ目は高額商品。カプセルトイは40代以上の購入率が低いが、昭和ノスタルジックな500円商品や、精巧に作られた生き物シリーズの1500円商品など、大人の層を取り込む商品を強化している。渋谷の店舗では約20%が500円以上の商品となっており、ターゲットを広げ商品展開している。
3つ目は緻密な仕入れ会議。全国9ブロックの仕入れの責任者と各メーカーの担当バイヤーがリモートで一同に介す会議は月に1回行われ、3ヶ月先の商品の仕入れについて話し合う。今、広告費をかけずに商品をPR出来ると企業コラボが急増している。人気女性ブランドのコラボ商品は実際に売られているバッグのミニチュア版で10代~20代の女性に大人気。#C-pla+は過去の売れ行きや地域の特製などを緻密に計算し、戦略的に仕入れを行っている。4つ目はオリジナル商品。#C-pla+は商品開発もしている。メーカーを通さず利益率が高い為、思いついたらすぐに試作するという。
カプセルトイ専門店「シープラ」躍進のヒミツ。他のメーカーに真似できないオリジナル商品を手掛けている。川崎市のローカル店を模したアクリルキーホルダーは発売した初日に500個が完売し常に増産しているという。1回300円で、1日の売り上げは15万円。
カプセルトイ専門店「シープラ」大躍進のヒミツ。林修はテーマパークに近くて一回じゃ周りきれない各コーナーにファンがいるという感じだと話した。カプセルトイの歴史を紹介。カプセルトイは1965年にアメリカから上陸した。1970年代に流行ったのはスーパーカー消しゴム。1980年代に流行ったのはキンケシ。1990年代にはHGシリーズ・ウルトラマンというフルカバーでハイグレードなフィギュアが流行。ここから精巧な商品が続々登場。2000年代には海洋堂のフィギュアが大流行。ぼくの小学校は2000年代に登場したノスタルジーをかき立てるもので話題になった。
「LIFE IS MONEY」はTVerで配信。
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カプセルトイ、いま注目されているのは投資。神奈川県江の島をキョロキョロと歩く女性。
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神奈川県江の島をキョロキョロと歩く女性は、カプセルトイ設置ビジネス・神戸コスモスの社員さん。今、空きスペースにカプセルトイを設置するビジネスが急成長中している。神戸コスモスは5年で3倍の売り上げとなっている。観光客が多く訪れる江ノ島金魚にも50台のカプセルトイを設置中、仕入れや掃除まで全て行う。システムは自動販売機と同じで、スペースをかしている店は何もせずに収入が得られるので割のいい投資として注目を集めている。
カプセルトイの新しい投資は空いたスペースに置くというもの。店側もカプセルトイを置くと、店に入ってもらうきっかけにもなるのでWin-Winのビジネス。空港にあるカプセルトイは外国人観光客が余った小銭で買えるものとして人気になった。