- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉（博多華丸・大吉） 博多華丸（博多華丸・大吉） 駒村多恵 池間昌人 小野文明 山口もえ 坂下千里子
オープニングの挨拶をした。大吉さんは「いろんな問題が山積みなんでね」などと話した。ゲストを紹介した。
学校での盗撮被害が急増している。永守すみれさんは3年前にボランティア団体を立ち上げ削除に繋げるよう活動している。永守さんは「高校生が学校の教室内で同級生を盗撮している」と話す。去年、学校や幼稚園で検挙された盗撮被害は169件でこの2年で8倍に増えている。動画をネットで販売しようとするケースまである。学校での盗撮について考える。
山口さんは「加害者も被害者も未成年なのが心が痛い」などと話した。盗撮は去年7月に施行された撮影罪にあたる。 番組で盗撮に関するアンケートを募集したところ4人に1人が自分や身近な知り合いに被害があったと答えた。「身近でこんな盗撮被害があった」などの情報を募集した。
クラスメートに娘が盗撮されたという人物に話を聞いた。現場となったのは体育の着替えに使う教室だった。仕掛けたのはクラスの男子だった。学校から盗撮の連絡があり被害者の母親は娘に話すか葛藤したという。盗撮には複数が関与していたとのこと。学校は関与した生徒は変わらず登校させているという。被害者の母親は「子どもたちの世界に盗撮の問題があることを知ってもらいたい」などと話した。
わが子が被害にあったとき… どう対応する？。「学校で盗撮」があったが学校側は警察に処罰を求めなかった。学校としては被害の生徒が約20人いるため全員に聴取が必要。受験直前で「子供にストレスを与えたくない」という家庭もいたという。弁護士・上谷さくらは「被害者の負担を考えると理解できるが受験後に聴取を行うなど出来たのでは？」とコメントしている。学校側は加害生徒を出席停止にしなかった。義務教育を含む中学校も素行不良で周りの生徒の安全を守る為には出席を停止させる制度がある。しかし、制度を利用せず「指導により生徒を更生させたい」という学校が大半だという。弁護士・上谷さくらは「出席停止が難しいと思ったらオンライン授業にするなど被害生徒を守る方法はあった」と言い、学校の対応について「身体的被害があるものと比べ軽視されている」などと語っている。性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターは全国一律で「＃8891」。電話をかけると住まいの自治体の支援窓口に繋がるという。流出した画像の削除を相談したり、糖鎖被害者の心のケアなどに応じるという。弁護士・上谷さくらによると、「親が子供の心配をするのは分かるが傷ついているのは子供本人なので詮索はしない方が良い」とコメント。SNSなどを通じて拡散している実態も見えているという。
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盗撮画像や動画は有名なSNSやプラットフォームでも販売されている。学校で撮られた画像が誰かの手に渡るとコピーと転売が繰り返されネット上で無限に増えていくという。盗撮パトロールの様子を取材。盗撮動画が販売されていた学校に対し、警察に連絡、削除への協力を呼びかけた。盗撮されたサイトを自分で特定する必要があるのが盗撮画像削除の難しさだという。
盗撮画像のパトロールを行っているボランティア団体の永守さんは、3年前からパトロールを行っている。盗撮画像について、永守さんは、中高生が一般的に使っているようなSNSで拡散されていて、拡散される範囲も広がり、スピードも速くなっているなどと話した。盗撮画像の削除について、永守さんは、削除申請は、1件ずつ行う必要があり、無数にあるサイトから自分の被害画像を探し出すのは、被害者の負担になるなどと話した。弁護士を通さなければ削除できないケースもあり、1件数万円から数十万円かかるという。被害者が未成年の場合、本人が弁護士に依頼することができず、保護者が代わりに行うことになるが、保護者に性的被害にあったことを打ち明けるのは、精神的ハードルが高いという。盗撮を取り締まる法律が去年7月に新たにできて、同意のない性的部位などの撮影は、撮影罪に問われ、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金の可能性がある。他人に提供すること、ネット上にアップすること、提供目的で保管することも処罰の対象となる。永守さんは、やらせの盗撮風動画と実際の盗撮動画が同じサイトで販売されている場合もあり、被害者が被害を申告しなければ、その映像が犯罪にあたると確定できず、削除できないなどとし、警察だけでなく、SNSを管理しているプラットフォーム会社にも責任をもって対処してもらいたいなどと話した。
SNSでは、ある高校の特定の生徒のスカート内を盗撮してほしいと呼びかけ、報酬を支払うという書き込みが確認された。かばんを使った盗撮のノウハウを販売するという書き込みや、盗撮しやすいタイミングを指南する書き込みなど、校内での盗撮をあおるような書き込みが確認された。金銭のやり取りは、電子マネーで匿名で行っているようだ。盗撮した性的な画像と、学校の日常を撮影した画像をセットにして販売しているものもあり、高校生であるというリアリティーを持たせる意味があるという。写っている人のSNSアカウントを特定してほしいという書き込みや、顔写真とともに、特定した生徒の住所をさらす書き込みもあった。永守さんは、盗撮の被害で終わらず、身体的な被害を受けるなど、深刻な被害が広がることが懸念されるなどとした。
20年ぶりに新紙幣が発行され、日銀から金融機関への引き渡しが進められている。肖像は千円札が北里柴三郎、五千円札は津田梅子、一万円札は渋沢栄一となっていて、総額1兆6000億円分という。今後は順次金融機関に新紙幣が引き渡されるが、きょうは多くの期間が取り扱いを一部店舗に限定する予定となっている。
気象情報を伝えた。
山口さんは「なにもなかったことにはしてはいけないな」などと話した。奈良大学准教授の今井由樹子さんに話を聞いた。今井さんは「会社や学校はイメージダウンを気にしている。加害者は減るものではないだろうなどと考えている」などと話した。被害者のケアのためにも隠さないことが大事だという。
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盗撮の背景の1つにあるのが手口の巧妙化。最近、誰でも簡単に手に入る小型カメラの進化が止まらない。全国盗撮犯罪防止ネットワーク代表・平松直哉さんは学校や入浴施設で撮られた映像から場所を特定。その施設に通報する活動をしている。しかし連絡しても再発防止に取り組もうとする施設はほとんどない。平松さんは施設側の盗撮させない環境作りも大切だと言う。
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盗撮事件における小型カメラの使用は2014年は359件だったのが去年は1234件と3倍以上に増えている。奈良大学准教授・今井由樹子さんは小型カメラの規制も必要だという。盗撮対策として駅のエスカレーターに鏡を設置。鏡を見ると振り返る人間の性質を利用して前の人が振り返るので盗撮犯も犯行をやめるという取り組みを行っている。今井さんは「身近でこういうことが起こっていることを知ること、自分たちでもできることを探すこと、必要であれば法律についても変えていく働きかけが大切」などと話した。
和歌山県高野町にある「福智院」を紹介。最近宿坊が外国人観光客に人気で、52代当主の静琴盛さんは「日本の文化やスピリチュアルな世界が人気である」などと話した。写経室などが案内され、外国人にも分かりやすくするため般若心経を英訳しているという。またこの宿坊には酸素カプセルがあるのが特徴で、静琴盛さん「最新の機器を使って心身ともに癒やされてほしい」などと話した。
今回は牛尾理恵さんが「豚しゃぶのにらトマトあえ」と「あさりの豆乳スープ」の作り方を紹介。
「豚しゃぶのにらトマトあえ」の作り方。にらは根本から少しずつ入れ約1分茹でる。冷水に取り、水気を絞って、2cm長さに切る。豚ロース肉を茹で、冷水にとり、水気を切る。ボウルに、酢、カレー粉、キビ糖などを混ぜ、豚肉、にら、トマトを加えて和える。
「あさりの豆乳スープ」の作り方。みじんぎりの玉ねぎ、さいの目にしたズッキーニを炒め、あさりの水煮を汁ごと加える。ふたをして約2分煮る。無調整豆乳を入れて温め、塩麹、粉チーズで味つけ。
博多華丸・大吉らが「豚しゃぶのにらトマトあえ」と「あさりの豆乳スープ」を試食。豚しゃぶについて坂下千里子は「カレーが効いてるから元気になる」とコメント。
特集・盗撮について視聴者からの質問・メッセージを紹介。「盗撮を駅のホームなどでみかける。具体的な対処法を教えて」「個人で被害届を出せないの？」といった内容。