- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 川野澄人
今日のがっちりマンデー！！は埼玉県内に104店舗を展開するヤオコー。年間売上げ約5600億円の全国1位の埼玉ローカルスーパー。埼玉ローカルにも関わらずベストオブスーパー2024でも1位に輝いた。今回はヤオコー・川野澄人社長に話を聞く。
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オープニング映像。
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ヤオコーの儲かり戦術に迫る。年商約 5600億円で埼玉ローカルスーパーの枠を超えたヤオコー。ヤオコー 和光丸山台店を訪問。客はお惣菜が美味しいと話す。ヤオコーでは惣菜や弁当は桁違いに売れており、自家製厚焼玉子は年間販売個数341万個を誇る。焼とりは年間2794万本を販売。惣菜はほぼ店内調理だという。若鶏唐揚げ肉を広げて揚げるのがポイント。厚焼玉子は特注の鉄板で丁寧に巻いていき、18回を目安に巻いているという。
たまごサンドに挟むフィリングを作るところでは、ヤオコーではまず目玉焼きを作り、黄身と白身に分け、白身は粗めにクラッシュし、黄身は潰してマヨネーズにあえてから混ぜ合わせるという作り方。こうしたレシピはヤオコー本部から各店舗に伝えられるという。おはぎもヤオコーでは、自家製の餅米と小豆を片手に握るという作り方をしている。おはぎは全店で1200万個売れているとのこと。
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- おはぎかつサンド＆たまごサンドヤオコー
ヤオコーでは美味しくなるひと手間をどうやって編み出しているのか。川越市にあるヤオコーの研修センターを取材。1室では商品開発会議が行われていた。マカロニツナサラダのツナが目立っていない問題について、ツナはミキシングすることで小さくなっている、手ほぐしする必要があると商品開発部の責任者は指摘していた。お弁当の色味が悪いという問題については、インパクトのあるおかずを対角線上に置き、その間にバランスよく色を入れるなどと指摘していた。チーズ香るマカロニグラタンは10年間売り上げが横ばいだという。客からは味が薄いという指摘があるという。問題に対し味が薄くなる原因を1つ1つ潰していくが解決策が見つからず。そこでホワイトソース自体を見直すことに。通常の作り方とは異なり、最初に水を沸騰させ調味料を入れ、そこに牛乳や生クリームなどを入れるという独自の方法に変更。
ヤオコーを取材。ヤオコーにはスーパーには珍しく豊洲市場の買参権があり、仲買人同様に豊洲で魚の仕入れが可能。獲れたての魚を直接スーパーで販売できる。また、惣菜はコスト削減の流れから逆行しているかにみえるが、手間賃がかかった加工品を買うよりも自前品のほうが美味しさがアップし売れるので、かかる人件費を抑えることができるという。
ヤオコーを取材。ヤオコー 久喜吉羽店ではマグロの解体ショーを月に一度開催。おろしたてのマグロの試食もできる。このマグロ解体ショーは久喜吉羽店の独自イベントであり、イベントやフェアは店舗ごとにバラバラ。深谷上野台店では渋沢栄一フェアを開催。ヤオコーには個店経営という考え方があり、埼玉では最近社長が国道16号をはさんで南北で売り方を変えるという「南北政策」というアイデアを打ち出した。これは北にはミドルシニアが、南エリアにはヤングファミリーのお客が多いという分析をもとに、客層に合わせ売り方・売るモノを変えるという。
ヤオコーを取材。埼玉のヤオコーで行われている「南北政策」。ミドルシニアが多いという北のヤオコー 久喜吉羽店ではペットフードコーナーが人気。子育てが終わってからペットを飼っている方が多いという。スーパーの裏手には客がペットと過ごせる広場もある。一方ヤングファミリー層が多いという南の和光丸山台店では尾熊牛を販売。ヤングファミリーに人気の肉にこだわっているという。
いいモノを作ると儲けは両立するのかという質問に、川野澄人は看板商品のおはぎを例に取り返答。「おいしいものを生み出すのと利益を上げるのは技術だと思う。ウマさの技術、低コストの技術があるからこそ味をあの値段で実現でき最終利益も残る」。
ヤオコーのPB商品詰め合わせ11点セットを100名に視聴者プレゼント。特別エコバッグ付き。
がっちりマンデー！！の次回予告。