- 出演者
- 小林千恵 関根麻里
オープニング映像が流れた。
オープニングトーク。親子でよく見る番組を聞かれた関根麻里は、ピタゴラスイッチにじいじが出るコーナーがあるなどと話した。今日の特集は、おかあさんといっしょについて。
毎週月曜から土曜まで朝7時45分から放送中のおかあさんといっしょ。教育エンターテインメント番組として、子どもたちの情緒などの成長を応援してきた。番組のなかでは様々なコーナーがあり、なかでも番組開始当初から続いているのが歌のコーナー。歌い継がれてきた曲を歌のお兄さん・お姉さんと子どもたちで歌うほか、時代に合わせた新しい歌を制作して届けている。ファンターネ!では、あらゆる種族が一緒に暮らす島を舞台に多様性や可能性をテーマにした話を届けている。放送開始から65年、コンサートには4日間で13万人が来場した。
関根麻里は、長女はじーっと見るタイプで次女の方はノリノリな感じで娘でも違う感じで見ているんだななどとコメントした。大人になってから見ると印象が変わるかと聞かれると、こんなステキな歌だったんだと改めて勇気づけられるなどと話した。10月30日には、特集番組も予定している。
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- おかあさんといっしょ
1959年10月5日、おかあさんといっしょが始まった。番組では歴史を振り返る。始まりは、親子が一緒に楽しむためのミュージカルバラエティーだった。人形劇の第1作目がブーフーウー。黒柳徹子らが声の出演をしている。ぬいぐるみだったこぶた達がハンドルを回しボタンを押すと動き出し、お姉さんと一緒の場面ではパペット人形になって登場する。不思議な演出に問い合わせが殺到したという。ブーフーウーの生みの親は、飯沢匡。子どもには最高級のものを与えなくてはいけないとう新年のもと、こうした演出を行った。番組開始当初からおなじみの体操は、始まったころから今と同じように一般の子どもたちが参加している。子どもたちにどんな動きが必要かを研究し作られてきた。からだ☆ダンダンでは、手で腕をたたく振りが取り入れられた。いまの子どもたちは自分の体を感じることが苦手という専門家の助言を受けて盛り込まれた。
古屋光昭は、おかあさんといっしょを一緒をやれと言われて嫌だと思っていたが、子どもたちがキャラクターを呼ぶ時の喜ぶ様を見て自分の気持ちが変わった、いいものを丁寧に作ることが大事だと思って続けてきたなどとコメントした。関根麻里は、さよならマーチでアーチを作って子どもたちがそこを通ってというのが大好きで一緒に歌って踊っていたのをすごく覚えているなどと話した。1986年からは、月の歌として毎月新しい歌を制作して放送している。
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- おかあさんといっしょさよならマーチ
1992年6月のうた「どんな色がすき(坂田おさむ/神崎ゆう子)」。おさむお兄さん自身が作詞作曲。収録中、子どもたちが口々に好きな色を教えてくれたことがきっかけ。1996年4月のうた「にじのむこうに(速水けんたろう/茂森あゆみ)」。番組で節目ごとに謳われてきた人気曲。作詞作曲はおさむお兄さん。雨上がりの虹を見て、収録で出会った、子どもたちとの再会を願った気持ちを歌に。1999年1月のうた「だんご3兄弟(速水けんたろう/茂森あゆみ)」。CD300万枚を売り上げ、社会現象にもなった一曲。CMプランナーとして活躍していた佐藤雅彦氏がはじめて子ども向けコンテンツを手掛けた。2006年4月のうた「ぼよよん行進曲(今井ゆうぞう/はいだしょうこ)」。「Woman」「Choo Choo TRAIN」などで知られるシンガーソングライター中西圭三氏が手掛けた。子どもたちのみならず幅広い世代への”応援歌”として定着。2009年10月のうた「ありがとうの花(横山だいすけ/三谷たくみ)」。視聴者への「ありがとう」を込めた、放送50年の節目の曲。番組から依頼して、おさむお兄さんが作詞作曲。
古屋チーフ・プロデューサーは「坂田おさむさんがこれまで作ってきた番組内で歌われていた歌って、誰が歌っても同じように感じる歌だったのが、「にじのむこうに」を聞いた時はお兄さんお姉さんが子どもに向かって歌っている歌だなっていうふうに思った。それまでの歌よりもメッセージ性が強くなっている。これを機にお兄さんお姉さんが子どもに向けたメッセージっていうふうに受け止められる歌が増えてきた」等と明かした。「紅白歌合戦」でも歌われた「だんご3兄弟」に関しては「作詞の佐藤雅彦さんが短編集を出されて、それをたまたま手にして、この本で書いているアイデアや見方で月の歌を作って欲しいなと思って、会って話したら「やりましょう」って引き受けてくださった」等と明かした。長く愛される歌を作るために心がけていることについては「いかに子どもに伝わるか。分からなくてもそのうち分かってくれればいい」等と話した。
10月30日(水)夜7:57「放送65年 おかあさんといっしょの魔法」では子どもたちとの収録の一部始終に初密着。収録当日、NHKに続々と親子が集まってくる。一度の収録に参加するのは子どもたち40人。20・30倍にもなる倍率の抽選を経て全国から集まる。エプロンを着用した子ども係と呼ばれるスタッフ。子どもたちが安全に参加できるよう細かい点までフォローする専属スタッフ。収録に参加するのは子どもだけ。親と離れて様子を見る。離れられない子は無理せず少しずつ雰囲気に慣れてもらう。収録を行うスタジオへの移動はお兄さんお姉さんと一緒に。多くの人が行き交う廊下。壁を触ることで子どもたちが広がらずに歩き安全に移動することができる。更にトンネル遊びのようにしながらも子どもたちがドアノブに頭をぶつけないための配慮をしている。スタッフみんなが笑顔で見守りながら子どもたちは収録スタジオへと向かっていく。スタジオでは歌を流してお出迎え。子どもたちの緊張を少しでもほぐそうとなじみのある曲を流し、楽しい雰囲気を造っている。本番前、スタジオ内での注意事項を子どもたちに説明するのもお兄さんお姉さんの役目。まだ親から離れることのできない子どもたちにはお兄さんお姉さんが交代で声をかけていく。番組ではたくさんの工夫を紹介。さらに収録直後のお兄さんお姉さんによる楽しいトークも。
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- 日本放送協会
古屋さんは「年間で200回くらいやっている。先輩から言われた言葉で「自分たちにとっては200分の1かもしれないけど来た子にとってはたった1回」ということを戒めの言葉として伝わっている」などと話した。放送65年 おかあさんといっしょの魔法は30日に放送すると伝えた。
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- NHKプラス
おかあさんといっしょの番組宣伝。
これからのおかあさんといっしょに期待したいことを聞くと関根さんは「このままお願いします」などと話した。古屋さんは「日常の生活に溶け込んでいる番組。常に居続けることは意識していきたい」などと話した。
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- おかあさんといっしょ日本放送協会
どーも、NHKの番組宣伝。