- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング
東京・江東区のひびぴさんの写真を紹介した。
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- 江東区(東京)
関東甲信の天気予報を伝えた。
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- 真夏日
独特の高い音色。小田原の伝統工芸品の一つ小田原風鈴。風鈴を作っているのは約300年続く鋳物工房。鐘や鈴など鳴り物を作り続けてきた。職人歴21年の柏木照之さん。風鈴作りは1000度以上の炉の中で金属を溶かしていく。室内の温度は40度以上だがこの時期が風鈴作りの最盛期。工房を継いだ当初は溶かした金属をすぐ風鈴の鋳型に流し込んでいたが柏木さんは一度別の型に金属を流し込み冷やし固める。不純物が取れ金属が均一に混ざり合うという。鋳型は二重構造。金属の状態の見極めが音色の響きを左右する。素早く流し込む一瞬の勝負。冷ましてから型から外す。研いで風鈴の音色を完成させる。素材や形によって一つ一つ音色が異なるのも小田原風鈴の魅力。2種類の音色が紹介された。柏木さんは生活様式の変化によって軒先の風鈴を見かけることが少なくなってきたという。そこで新しい風鈴作りに挑戦。肉球と猫耳がついた風鈴。ストラップに付けて持ち運べるようにした。小田原提灯をモチーフにした風鈴は寄せ木細工の短冊と組み合わせた。卓上で鳴らせる風鈴も作った。こうした風鈴はネット販売で海外にも広がっている。
今年9月で関東大震災から100年。その震源域は神奈川。NHKに残された神奈川県内の写真を紹介。小田原駅構内で脱線した蒸気機関車の写真が紹介された。貨車から貨物が略奪されたという。NHKアーカイブス ホームページで震災当時の写真を公開中。
猟師が運営する千葉県・君津市にあるお店で売っているのはたぬきなど野生動物の毛皮にシカの皮のアクセサリーなどの加工品。さらにクマなどの精肉の販売も。ここは害獣として駆除された動物を無駄なく使うことをテーマにした専門店だ。特に人気なのがランチ。シカやイノシシの肉を使ったジビエ料理約20種類が食べ放題。夏にぴったりの鹿肉とトマトの冷製スープはクセがなく鹿肉の出汁が効いている。このユニークな店を運営するのは現役の猟師たち。自分たちで動物を捕獲し加工から販売までおこなっている。代表をつとめる原田祐介さんは猟師になって20年、獣害対策を担ってきた。今はイノシシやシカを罠でとっている。そこで痛感したのは動物がとれても加工や販売まで個人で行うには時間がかかり、経済的負担も大きすぎることだった。そのため猟師を支える新しいビジネスモデルを作ろうと考えた。特に力を注いでいるのが若い猟師たちの育成。いまは10~30代までの5人が原田さんのもとで働きながら独立を目指し加工品の作り方などを学んでいる。この日は原田さんが自ら考えたシカの角のキーホルダーの作り方を教えていた。若者の中には都内のIT企業から猟師の世界に飛び込んだ人もいる。野崎安里さんだ。もともと動物が好きで害獣として捕獲されると廃棄されることも多いと知り、命を無駄にしたくないと考えた。将来はとった肉でペットフードを作るのが目標で、今は肉の加工も学んでいる。この日は犬用の鹿肉のジャーキーの作り方。指導するのは先輩猟師。専用の機械の作り方を一から教えてもらった。自分で製品が作れるようになったら原田さんたちが買取り、販売を代行してくれる予定だ。肉を加工する施設を用意するのも大きな課題だ。原田さんたちは物件を探す手伝いもしてくれる。この日は隣町で空き家を案内している知人を紹介してもらった。手厚いサポートのおかげで来年には起業できる予定だ。原田さんは今後若者を受け入れる場を広げ、猟師を夢のある仕事にしていきたいという。原田さんのもとでは今、猟師を目指す高校生も働いていて最近はSNSで猟師になるための相談を受けることも増えているという。
さいたま市にホームをかまえるJリーグ浦和レッズ、大宮アルディージャなどのプロスポーツチームがあることから今年5月スポーツに特化したリハビリや治療を行う施設を市立病院に開設した。競技ごとの専門医が診察するほか、スポーツ選手向けの治療のノウハウを活かし高齢者の運動機能を維持するための治療などにも取り組んでいる。
一方所沢市はプロ野球・西武ライオンズが来年春、ライオンズ整形外科クリニックを開設することになっている。チームドクターをつとめる帝京大学スポーツ医科学センターの医師や理学療法士が診療にあたる。スポーツでケガをした人の治療やリハビリに加えて高齢者向けの運動プログラムを用意している。プロ野球の球団による整形外科クリニックの開設は初めて。
ラグビーの現場で培った専門医療を地域の医療に役立てようと新たな法人を作った。チームのドクターやトレーナーが選手だけでなく一般の患者も診療。リハビリのための設備の充実していて運動によるケガからの復帰や慢性的な体の痛みの改善もサポートしようというのが狙いだった。開設から1年3ヶ月ほど、広いスペースを活用して理学療法士が頚椎や腰の慢性的な痛みを抱えた患者向けに施術を行っている。クリニックにはワイルドナイツの選手も通院している。選手が筋肉の機能回復に関する触診を受けている隣で一般の患者たちがストレッチなどを受けている。こうした光景は今後も増えていきそうだ。全国各地でこうした取り組みが進んでいるが様々なスポーツのプロチームがその競技の特色を活かし、地域の医療に貢献しているのが埼玉ならではだと感じる。今月からはワイルドナイツのトレーナーもクリニックのメンバーに加わる。クリニックでは今後引退したチームの選手などが働けるセカンドキャリアの場にもしたいと考えているそう。
トマトは半分に切りヘタをとり、4等分にする。丸1個からは8等分に切っていくようなかたちになる。みょうがは最初に根本を切る。みょうがは切るときに崩れやすいので手で抑える。みょうがの香りが料理に入ることで食欲がそそるさっぱりした感じになる。味付けのポイントになるのが塩。塩を最初に全体にまぶしておくことで野菜から自然な水分が出て浸透圧で全体と調味料がよく馴染み絡みやすくなる。塩であえた状態で5分ほど置いておく。野菜から自然な水分が出たところで調味料を入れていく。まず黒酢を入れる。次にレモン汁をいれる。生のレモンをしぼってもOK。次ははちみつを入れるが砂糖を使ってもいいが、はちみつを使うことで香りが豊かになり味に奥行きが出る。ナムプラーを入れることで食欲をそそる香りが出る。最後にオリーブオイルを入れる。オリーブオイルが少しはいることで全部の味のつなぎ役になるので味をしっかりまとめてくれる。完成。そうめんのトッピングにもおすすめ。
いま晴れ間があってもこのあとはお天気変わりやすく急に雨が激しくなることもあるので天気の急な変化に注意、などと話した。
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2023年7月3日(11:30)