- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
ラインナップは「特集・渋谷のミツバチが街を変える!?」ほか。
気象情報を伝えた。
今月2日、渋谷駅前で行われた住民の交流イベントに登場したミツバチは、渋谷のビルの屋上からやってきた。今年のハチミツの初搾り。このイベントは渋谷の自然の大切さを伝える活動をしているグループが開いた。大都会・渋谷、ミツバチを通して街の環境を考える「ミツバチプロジェクト」の取り組みを紹介。今月6月は環境月間。渋谷には街の自然環境を良くしようと活動しているNPO法人「渋谷さくら育樹の会」というグループがあり、地元の人や企業がメンバーとなっていて、桜の保全や育成、そして渋谷の花を植える活動などをしている。メンバーは環境改善に役立てたいと様々なプロジェクトに携わっており、その一つが「渋谷みつばちプロジェクト」。ミツバチを通して自分たちの街を変えていきたいという取り組みをしていて、今年で13年目。
「渋谷みつばちプロジェクト」の代表・佐藤勝に早速、ミツバチを飼っている場所へ案内してもらった。高いビルの立ち並ぶ渋谷の街。コンクリートの大都会の、どこにミツバチがいるのか。ビルの屋上で飼っているミツバチは約8万匹。4月から9月までハチミツを取っている。養蜂は代表の勝の担当。巣箱からゆっくりと蜜枠を外し、蜜ぶたを削り取るときらきら光っている。これを遠心分離機に入れて回すと、琥珀色のハチミツがたっぷり。渋谷のハチミツはどんな味がするのか。1年間で取れるハチミツは100キロ程。しかし、プロジェクトの目的はハチミツを取ることではない。ミツバチが増えると、ミツバチが植物の受粉を活発にする。すると果実が実り植物が増えまたミツバチが増える。こうした循環で豊かな生態系につなげようという。
ミツバチの行動範囲は半径3km。渋谷駅ちかくの桜並木、代々木公園などから蜜を集めていると思われる。ミツバチが一生に集める蜜はティースプーン1杯分。
プロジェクトのきっかけは渋谷の街の変化。代表の佐藤さんの本業は不動産業で、街を知り尽くしているからこその気付きがあった。冷房がきかないというクレームをもらうが、暑さの原因はヒートアイランド現象で、このままでは渋谷は外を歩けない街になるとの不安がよぎった。2007年に渋谷さくら育樹の会を立ち上げ、銀座ミツバチプロジェクトに勉強しにいった。佐藤さんは渋谷のコミュニティFMで情報を発信している。
渋谷にあるイタリアンカフェはスイーツに渋谷のハチミツを導入。渋谷レモンプロジェクトも立ち上がり、収穫したレモンとはちみつを使ったジュースも誕生した。
「いかとクレソンのナムル」の作り方を紹介。クレソンを食べやすい大きさに切る。青じそを細切りにする。青じそを加えることで風味豊かに仕上がる。いかを細切りにする。細切りにすることで他の素材となじみやすくなる。酢・塩・ごま油・おろしにんにくを手で混ぜる。手で混ぜることで調味料がよくなじみ舌ざわりがよくなる。調味料といか・クレソン・青じそを混ぜる。白すりごまを加え完成。
渋谷のハチミツについて語ってエンディング。
- キーワード
- 渋谷(東京)