- 出演者
- 繁田美貴 小泉孝太郎 西村和彦 井口綾子
オープニング映像。
小京都を巡る旅、今回の舞台は栃木市。3方を山に囲まれた町。京都に総本山を持つ真言宗・智山派のお寺「出流山満願寺」や、朝廷からの勅使が通った京都~日光東照宮を結ぶ街道「日光例幣使街道」など京都とゆかりの深い町。巴波川綱手道は江戸時代に宿場町や商人町として栄えた。
まず最初に訪れたのは岡田記念館。約4000坪の敷地内には代官屋敷があり、中を見学することができる。岡田家は日光例幣使をもてなしていた。日光例幣使とは日光東照宮へ幣帛を届けるため京都から約570キロの道のりを移動していた。岡田家には日光例幣使に関するものが残っている。日光例幣使をもてなしたお膳、金の蒔絵を施した漆塗りの器などがある。例幣使は公家が多かったため盛大にもてなしたのだという。日光例幣使の来訪の記録した文献も見せていただいた。これは江戸時代後期の記録。徳川家寄贈の燭台、名刀・備前長船などお宝がたくさん。戦国時代に足軽が身につけていた武具、駕籠なども見せていただいた。激しく駕籠をゆすって転げ落ち、金品を要求したことが「ゆすり」の語源になったと言われている。
日光例幣使街道を散策。やってきたのは五十畑荒物店。荒物店はほうき・ざるなどの生活雑貨を販売している。蛤型手箒は蛤型という編み上げが特徴。栃木はほうきの名産地でもある。散策をしていると、荷車を停めるスペースを確保するため、街道沿いの建物の多くが斜めに建築されているのがよくわかる。日光例幣使街道沿いにある家は荷物が届く場所から離れているため、舟から荷物を運ぶために荷車を多用していた。
1981年創業の油伝味噌にやってきた。税金対策として間口が狭く奥行きがある造り。店内では味噌を活かした料理に加え、2年前からクラフトビールを製造していて、4種類のクラフトビールが味わえる。蔵の街ラガー、青春グレフル、田楽盛り合わせをいただいた。田楽は食材にあわせて3種類の味噌を使用している。西村さんはおかわりでクラフトビール・明日から本気出すを飲んだ。町の活性化につながればと醸造を開始し、2年間で約15種類のクラフトビールを醸造したそう。
神明宮にやってきた。戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・皆川広照ゆかりのお伊勢さま。神明宮は天照皇大神を祀る神社で商売繁盛・厄除けなどのご利益がある。神明宮が栃木のお伊勢さんと呼ばれるのは、伊勢神宮の内宮と同じ造りの本殿があるから。2組の千木と8本の鰹木が10本の千木があるように見えたことから神宮周辺を「とおちぎ」と呼び、栃木の由来となったと言われている。
皆川広照が築いた皆川城は標高147mの山頂から絶景が望める。皆川城は戦のために築城され、本丸をまるで渦巻きのような堀で囲んでいたため、法螺貝城とも呼ばれていた。敵の侵攻を防ぐための竪堀もある。
最後に訪れたのは「中華遊楽酒房 こまどり樓」。ビールで乾杯し、お通しのはまぐりの老酒漬けをいただく。おすすめのエビチリは、あっさりとしたソースが特徴。栃木県産のニラを使ったご当地麺「辛しニラそば」。夕顔麺はかんぴょうの粉末を練り込んだ麺。
スタジオには油伝味噌のもつ煮と蔵の街ラガービールが登場。クイズは岡田記念館の敷地にある明治時代の建築物は?正解は理髪店。市村理髪館は断髪令にともない明治4年に開業した栃木県初の理髪店で平成元年まで営業を続け、現在は理容遺産に認定されている。正解した繁田アナと小泉孝太郎はもつ煮と蔵の街ラガーを味わった。
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ゆうがたサテライトの番組宣伝。出生数、過去最少なの72万人。
よじごじDaysの次回予告。
栃木市を旅した井口綾子は、栃木を旅したのは3回目だったがそれぞれの市によって全然違う小京都が見えて楽しかったなどと感想を話した。
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- 栃木市(栃木)