- 出演者
- 長野博 狩野恵里 福澤朗
小田原漆器は室町時代に箱根山系の木材をろくろで削り漆を塗った器。北条氏康が塗師を招き小田原に彩漆塗りの技法を伝えたと言われる。昭和59年に国の伝統的工芸品に指定。本日は城下町で味わう小田原漆器グルメを紹介。
オープニング映像。
ゲストは福澤朗。今日の特集は城下町で味わう！小田原漆器グルメ。
- キーワード
- 小田原漆器
「石川漆器」は江戸時代、小田原藩大久保家お抱えの塗り師として武具類に漆を塗っていた。明治20年に小田原漆器の製造・販売を始めた。伝統的な小田原漆器から現代的な小田原漆器まで揃える。小田原漆器は使うほどツヤが増すのが特徴。石川漆器ではあえてツヤを抑えた漆を配合している。近藤サトは小田原漆器で手作りの梅ジュースをいただいた。
小田原城天守閣の前に店を構える「御食事処 本丸茶屋」は小田原城の景色とともに食事が楽しめる。北条家の家紋・三つ鱗が描かれた小田原漆器で味わえるグルメは「小田原戦国武将茶漬け丼」。小田原は梅の名産地としても知られ約35000本の梅が咲き誇る景色は早春の風物詩となっている。その梅のほとんどは食用梅。
かまぼこ通りはかまぼこ店や干物店が30軒ほど立ち並ぶ。文化11年創業「小田原籠清」は石臼を使った伝統のかまぼこ作りにこだわっている。「颸」は高級魚グチを100％使用、魚の旨味と弾力が際立つ一品。近藤サトは「颸」をお土産に購入。
「海鮮三昧 ぱぁくえりあ やまもと」の小田原漆器で味わうグルメは「小田原北条香沼姫どん」。山本家は北条家の香沼姫に使えた家系。アジ・いくら・小田原蒲鉾などが楽しめるどんぶり。20年間使ってきた漆器は修理中で6月上旬からは黒っぽい溜塗りの漆器で提供予定。
「そば季寄 季作久」は相模湾が一望できる開放的な空間で地元食材にこだわった料理を楽しめる。小田原漆器で味わうグルメは「足柄牛の小田原丼」。小田原漆器は内側は肉に合わせた朱色に塗り外側は落ち着いた色合いに塗り上げた特注品。足柄牛はきめ細やかな肉質とまろやかな口溶けが特徴のブランド牛。和風ソースは加藤兵太郎商店の「いいちみそ」をベースに使用。セットの更科蕎麦はそばの実の中心部分を使い喉越しの良さと上品な香りが特徴。今年おすすめのデザートは「小田原レモンの生わらび餅」。小田原市片浦地区は関東有数のレモンの産地。
そば季寄 季作久「小田原レモンの生わらび餅」を試食した福澤朗らは「いきなりレモンが来る。噛むほどにわらび餅」などとコメントした。
精肉卸店ヤザワミート直営「ミート矢澤 五反田本店」は黒毛和牛100％ハンバーグ＆ステーキを提供している。ハンバーグは最高ランクの切り落とし肉と赤身の肉をバランスよくミンチしている。
「ハンバーグ・オン・ザ・ライス」のレシピを紹介。合い挽き肉・塩・コショウをこねて成形しオリーブオイルで押しつぶしながら焼く。野菜を一緒に加熱する。ハンバーグにチーズを乗せて蓋をする。ご飯を焼く。みりん・醤油を混ぜて焼いたご飯に塗る。皿に焼いたご飯、ハンバーグを重ねて盛り付ける。野菜に調味料・トマトペーストを加えて絡める。生クリームを加えてソースを作る。ハンバーグの上からソース・パセリ・アーモンドをかけたら完成。
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