- 出演者
- 村上龍 小池栄子
京都市の柊家は川端康成の定宿として知られチャップリンも宿泊したという京都を代表する宿。6代目の女将西村さんはJTBに関する面白いものをもっているという。80年前のものだという英語で日本文化を紹介する冊子。当時は珍しかった外国人をもてなす冊子で、全国の旅館に配っていたのがJTBの前身。1912年に外国人客向けの事業を行っていた。日本の良さを海外へ発信することが指名。
河口湖駅は富士山観光で訪れる外国人観光客の姿が。JTBが去年作った自社で運営する観光案内所のツーリストベース河口湖は館内でほうとうが食べられたりよろいかぶとの体験コーナー、駄菓子まで並ぶ。同じ場所に人が殺到する富士山観光。穴場スポットを教えて連れて行ってくれる。様々なコースの周遊コースには富士山の絶景ポイントが。山梨県内に観光拠点を複数整備し、富士山エリアの新たな魅力を伝えようとしている。湯村温泉を新たな宿泊の受け皿にする構想をたてている。
元々はJTBはジャパン・ツーリスト・ビューローというインバウンド客向けのビジネスだったという山北は。今後の日本観光については日本のポテンシャルを考えるとまだまだ来てもらえると答えた。
JTBの便利な使い方にはJTBリモートコンシェルジュがある。客の旅の相談にのってくれるが旅に詳しい少数精鋭だという。忙しい人向けに今年だけでも4000件の成約をとったという。
三井オーシャンフジが最近就航したばかり。JTBが向かったのはスイートルーム。全室スイートで日本初のプレミアなクルーズ船。三ヶ月かけて南米大陸を一周するツアー。イースター島などを行く理由はこの船は小型船だが施設はゴージャス。
日本のパスポート所有率は低下傾向で17%。山北はその現状に海外への関心が薄まっていてかつ渇望感も弱まっていると答えた。また持っていない人に海外の素晴らしさを知ってほしいと答えた。
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村上は今日の総括に山北さんは、コロナ禍で社長就任をした。大変だったと思う。やったのは「分散」だ。JTBが苦手なことだった。得意だったのは「集中」だ。企業研修を集中させる。場所と時間、人気のあるスポットに集中させるそれを止めた。分散は、多様化を意味する。熊野古道にスペイン人を呼ぶ、それだけでも恐ろしく手間がかかる。分散には手間がかかる。「ランドクルーズ」という周遊バス商品がある。119のコースがあり、出発日と現地での自由うさ、添乗員がいるという快適さを両立させている。「交流を創造する」よく理解できる。とした。
カンブリア宮殿の次回予告。