2026年5月14日放送 23:06 - 23:55 テレビ東京

カンブリア宮殿
【正直すぎる石けんメーカー!「万人には合いません」で大ヒット!】

出演者
金原ひとみ ヒャダイン 木村祥一郎 
(オープニング)
オープニングトーク

金原ひとみとヒャダインがきょうの企業について実は知らなかったと答えた。

正直すぎて大ヒット!「万人には合いません」

ジューニというシャンプーは合う人と合わない人がいると正直なPRをした。それを作ったのは大阪八尾市の石鹸メーカーの木村石鹸工業。社員56人の売上高17億円の小さな会社。ジューニを作った客から連日感謝の手紙が贈らてきたというが、シャンプーを使って感動する声が多数。客に救世主と言わしめた。今回はそんな老舗石鹸企業を特集。

キーワード
12/JU-NI八尾市(大阪)木村石鹸工業
オープニング

オープニング映像。

カンブリア宮殿 創業100年 木村石鹸工業
小さな石けんメーカー “正直すぎる”経営術

木村石鹸工業の木村祥一郎はもし自分が石鹸が家業ではなかったら今頃この仕事をしていないと答えた。

キーワード
木村石鹸工業
SNSで話題沸騰!“正直すぎる”シャンプー

ジューニというシャンプーは2020年に発売し大ヒット。木村石鹸がくせ毛やダメージヘア向けに5年の歳月をかけて開発。その名前の由来は髪の悩みから自由にという意味で名付けられた。使った客からは連日感謝の手紙が届くように。いままでまとまらなかった髪の毛がこのシャンプーでまとまり、嬉しさのあまり筆をとった。木村石鹸の社員はその感謝の手紙を手書きで返信している。しかしホームページには万人向けではありません。合う人と、合わない人がいます。とネガティブなことが書かれている。その理由には実際に賛否両論だったためだという。発売前のモニター調査でポジティブな意見が8割以上占めた中で全くあわないという声も1割あった。SNSでも正直に伝えるとその誠実さに売れ行きが急増し生産が間に合わない事態に。木村石鹸の起業は1924年。工場では昔ながらの方法で製品を作っていた。

キーワード
12/JU-NI木村石鹸工業
ハンドソープ…浴室洗剤…“釜炊き”でヒット連発

いま釜炊き製法で石鹸を作るメーカーは少ないという。その釜炊き製法の石鹸をベースに作っているのが洗剤ブランドのSOMALI。人や環境に優しい素材だけに作っているが、素材の塊を略して「そまり」と名付けられた。ハンドソープはボディソープなど肌以外にもお風呂やトイレなどの掃除用も展開している。その木村石鹸の洗剤はプロからも信頼されていて、Baluko Laundry Place という全国に280店舗展開しているコインランドリーの人気の秘密はふんわりする洗い上がり。その秘密は店で使っている洗剤にあるが、それが木村石鹸のSOMALI。SOMALIで洗うと使い古したタオルもフワフワに。

キーワード
Baluko Laundry PlaceSOMALI名古屋市(愛知)木村石鹸工業渋谷区(東京)
小さな石けんメーカー “正直すぎる”経営術

木村石鹸が2020年に作った新設の工場では工場見学が可能。石鹸のことや会社のことを知ってもらうために誰にでも製造現場を正直に公開している。スタジオには商品が登場。木村は価格についてはドラッグストアやホームセンターで展開するにはあわないと答えたが、開発に関してはターゲット層を絞らずに作りたい人が作るというやり方をし、それからどうしていくかを考えるという。また正直な意見で商品を展開している理由には、何も戦略がなく、開発者も言えることが何もなかったと答えた。またそれが木村石鹸らしいと万人向けではないシャンプーとして売り出したという。

キーワード
12/JU-NI木村石鹸 IGA STUDIO PROJECT木村石鹸工業
絶対に継ぎたくない…危機を救った4代目

木村石鹸工業の木村は、この会社の跡取りとして父から幼い頃からそうなると言われていたという。木村石鹸工業は1924年に木村の曽祖父の熊治郎が創業した。2代目は祖父の金太郎。1963年にはアイディアマンだった木村の父の幸夫が業務用洗濯洗剤を発売。さらに銭湯全盛期の68年には浴場用洗浄剤を開発したがこれが大ヒット。その後家庭用洗剤にも参入し、他社商品のOEM製造で成長していった。1972年に木村は生まれた。父の幸夫は当然のように継がせようとするが、木村は反発。家から逃れるように京都の大学に進学した。在学中に友人とITベンチャーを設立し副社長に。それから18年後に父から家業を継いでほしいとの連絡があった。こうして2013年に家業に入った木村だが、当時の木村石鹸は事業が中心で、利益は殆ど出ない状態になっていた。そこで木村は自社ブランドの開発に挑んだ。2年後にようやく完成したのがSOMALI。最初に作ったのは台所用洗剤で、洗剤らしからぬおしゃれなデザインで、価格も洗剤らしからぬ1200円と強気の設定に。

キーワード
SOMALISOMALI 台所用石けん八尾市(大阪)同志社大学木村幸夫木村熊治郎木村石鹸工業木村金太郎
テレ東BIZで最新回を配信!

テレ東BIZでは最新回を配信!

キーワード
TVerU-NEXTテレ東BIZ
初の自社ブランド 高くても売れたワケとは?

木村は自社ブランドを開発したいと完成したのがSOMALI。最初に作ったのは台所用洗剤で、洗剤らしからぬおしゃれなデザインで、価格も洗剤らしからぬ1200円と強気の設定に。しかし販売前には社員から価格が高すぎると反対の声をうけた。そこで木村は展示会にSOMALIを出品。出した場所はDESIGN TIDE TOKYO 国際デザイン製品展。営業の社員たちはこんな商品を説明しても売れないと思っていたがバイヤーはそのデザイン性を高く評価。予想外の出来事に社員たちの目の色が変化した。これをきっかけに営業担当はドラッグストアやホームセンターではなくセレクトショップやおしゃれな雑貨店に足を運び販売店を増やしていった。こうした取り組みもあり、いまでは自社ブランドの利益がOEMの売上を大きく上回るように。

キーワード
cotogotod47デザイントラベルストアDESIGN TIDE TOKYOSOMALI木村石鹸工業渋谷区(東京)高円寺(東京)
絶対に継ぎたくない…危機を救った4代目

木村は家業を継ぐ前に行っていた会社で一生やっていくつもりだったという。そこで家業も第三者目線の立場で帰ったところ、それがすごく面白かったという。また当時の木村石鹸はOEMが大半で利益が出ていない状態だったということに、売上は変わっていないのに利益率が年月をかけて減っている状態だったという。帰ってきたことには会社は歓迎ムードではあったが、自社ブランドの展開に社員たちの反応は悪かったという。しかし最初の月のSOMALIの売上は2万円で、父が殆どを買っていたと答えた。またデザインの展示会に販売した理由には、他の洗剤と比べても高いと言われるだけなら違う場所に行こうと考えたが、そうなると周りが高くなるので、1000円の洗剤が安く見えるためと答えた。

キーワード
SOMALI木村石鹸工業
給料は社員が決める!?自己申告型給与制とは…

木村石鹸はおおらかな会社で、会社の指示ではなく社員が作りたいものを自由に開発できる。社員のやる気を引き出しているのが自己申告型給与制度。来年はこんな成果をあげるために給与はいくらにしてほしいと社員が自ら申告する。自分の給料を自分が決めている。社員の冨山は新たなヘアケア商品の開発・商品化をすると昇給を申請した。12/JU-NIはおおらかな会社だからこそ生まれたもので、開発者の多胡健太朗は一人で5年の歳月をかけて開発。木村は多胡について、突然履歴書を送ってきて、開発した12/JU-NIも開発期間に何をしていたのか木村もわかっていなかったというが、突然すごいものができたと言い出したという。また自己申告型給与制度について木村はそもそも評価制度に疑問があったというが、人が人を評価できるのかという疑問があったという。それをしないようにし、未来のこういうことをしたいという気持ちに会社はそれに乗っかれるかどうかだと答え、投資として考えていると答え、うまくイカなかったら本人だけでなく、それに乗っかった会社も悪いと答えた。また木村はこれを「覚悟の交換」という言葉を使い、互いの 覚悟を交わせるところを見つけ合えば健全だと答えた。

キーワード
12/JU-NI八尾市(大阪)木村石鹸工業
社員が単身 沖縄移住 番組で見に行ってみた!

木村石鹸工業の木村は社員の多胡健太朗が突然単身で沖縄で化粧品を開発したいと言い出したという。そこでちゃんとやっているのか、今回直接見に行ってみることに。多胡は4年前から沖縄のビルの一室でスキンケアの開発を行っている。棚には大量のシャンプーがあり仕事もちゃんとやっていることがわかった。公園に出向いた多胡は植物の採取をし、スキンケアにあいそうなものを化粧品の原料に。多胡はこうした南国にしかない植物を採取したいがために移住したと理由を明かした。

キーワード
12/JU-NIシマグワ名護城公園名護市(沖縄)木村石鹸工業
社員を信頼する…キリギリスは生まれない?

木村は自主性を重んじすぎるあまり、キリギリスは生まれるのでは?という意見に管理や監視をすればするほどサボる要素を作り出すというが何かを没頭する自由のほうがその人にとっては尊いと答えた。

キーワード
木村石鹸工業
社員にこっそり聞いた 答えて!木村社長

社員から木村に聞きたいことを聞いた。社員からは距離が近いので聞けないことは何もないという意見が出た。木村は皆が頑張ってくれるのがありがたいと答えた。

キーワード
木村石鹸工業
(エンディング)
編集後記

金原は総括に、社員自身が給与を決めるという木村石鹸の社長、木村さんは、そのシステムについて「覚悟の交換」と語る。ルールや習慣、不文律に支配されず、社員が自分自身を、正確でなくともしっかと認識し、それを会社に共有する。お金の前に交わされているのは、社員が描く未来への信頼なのだ。木村石鹸はやろうとしていることは、環境やシステムで管理され、思考停止した駒のようなものに成り下がってしまった人間そのものの存在意義を、もう一度各々が問い直すことに他ならない。そして「覚悟の交換」は、会社内に留まらず、家族や友人など全ての人間関係に於いて交わされるべきと言えるだろう。ルールや役割を言い訳にせず、人と信頼を築くため、そして己自身が己自身に敬意を抱くためにも。とした。

キーワード
木村石鹸工業木村祥一郎
次回予告

カンブリア宮殿の番組宣伝。

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.