- 出演者
- 野上慎平 坪井直樹 角澤照治 依田司 林修 斎藤ちはる 佐藤ちひろ 森千晴 荒井理咲子 三山賀子 舩橋沙貴
今日から国会で本格的な論戦が始まる。30年ぶりの少数与党で臨む自公政権。総理就任から2カ月、石破茂総理大臣が地元鳥取に初のお国入り。3日にわたる与野党代表質問が待ち受けている。石破政権が手を組みたいのは国民民主党や、日本維新の会。日本維新の会は総選挙での失速を受け体制の一新を迫られた。
日本維新の会は新代表に吉村洋文氏を選出し8割の得票を受けた。共同代表には前原誠司衆議院議員をあてたい考えという。年収の壁や補正予算案などでの対応が石破政権は求められる。
国民民主党は石破茂総理大臣に103万円の壁を巡る議論を進めると言及させるなど政策実現に向けて前進している。玉木雄一郎代表は先週103万円の壁の引き上げよりもベストな政策があると発言。給付付税額控除は給付が伴う減税策。一律10万円が控除される場合、納税額が15万円の人は税金が5万円に減る。納税額が5万円の人は差額の5万円を現金で受け取る事ができ、10万円分の恩恵を受けることができる。
玉木氏が掲げる「給付付き税額控除」について、専門家の金子尚弘氏は消費税の負担に対して行われることが多いが、控除の目的の説明は求められるとしている。玉木氏は所得が大きく減った世帯にプッシュ型で口座に振り込みたいと言及し、マイナンバー制度で所得などを把握することで迅速な支援を目指すものという。金子氏は試算を含めて給付していくことは1、2年で出来るものではないとしている。マイナンバーを巡っては立憲民主党がマイナンバーと口座のひもづけに否定的な立場を示すなど課題も山積している。
ガソリンの補助金について、政府は今月から段階的に縮小を決めた。来月には1リットル当たり185円に上昇する可能性がある。政府が先月22日閣議決定した総合経済対策。13兆9000億円の補正予算案を含み、低所得者世帯への3万円給付などを盛り込んでいるが、ガソリンスタンドには元売りからガソリン引き上げの通知が届いていた。店長は補助金の縮小と同時に価格を上げる予定だという。
年末に向けて活気づく横浜市中央卸売市場から中継。取り扱い数量が全国第4位の中央市場。横浜の食卓を支えるハマの台所とも呼ばれている。仲卸業者に聞く。今年は暑い夏が長引いた影響で未だにアジやイサキが沢山ある。ブリは脂が乗ってて美味しい。海水温が2か月くらいズレているため、夏の魚がまだまだ上がっている。一般開放日・毎週土曜日午前8時〜10時・年末は28〜30日も実施予定。
東京・六本木の映像を流して全国の気象情報を伝えた。
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- 六本木(東京)
囲碁・上野愛咲美五段が世界女子囲碁選手権に出場し、中国の唐嘉ブン六段を破って日本人として初優勝した。今回の世界大会は各国の代表24人によるトーナメント戦で、優勝賞金は約1000万円。
静岡県・伊豆市のホテルで昨日から推しロス旅のという旅行プランの提案がスタートした。応援していたアイドルなどの引退などによるロスを旅行で癒やす取り組みで、SNSの断ちを目的としてスマホを入れる南京錠付きのBOXが部屋に備えられるなどしている。また不要になった推し活グッズは近くの神社で引き取り、お祓いをしてから処分してくれる。
昨日6年前に営業を終了した築地市場跡地が初めて一般公開され、小学生と保護者ら約100人が訪れた。跡地は現在更地になっていて、2032年度の完成を目処に5万人規模の多機能スタジアムなどが建築される再開発計画がある。
中国で週末に行われた国家公務員試験で、会場のひとつとなった中学校では早朝から200人を超える受験生が列を作った。経済の減速が続く中国は若者の失業率が17.1%と高く、2025年度の試験では4万人の募集に約342万人が受験した。
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- 北京市(中国)
宮内庁は、新年の一般参賀を1月2日に実施すると発表した。今年は元日に能登半島地震が発生して中止となり、来年は2年ぶりの実施となる。お出ましは午前に3回・午後に2回で、1回で約2万人の参列を想定している。
読売新聞社は、来年1月1日から朝刊と夕刊セットの購読料を400円引き上げると発表した。駅やコンビニで販売される朝刊も30円値上げし、夕刊は20円値上げする。値上げは6年ぶり。増収分の多くは新聞販売店の労務環境改善に充てるという。
先週の日経平均株価は、為替が円高に動くなかで一時的に3万8000円を下回る場面もあったが、終値では底堅い値動きとなった。今週から株価が上昇しやすい師走相場に入るが、今年は不確定な要因が多いため注意が必要だという。
きょうから現行の保険証の新規発行が停止となる。今後はマイナ保険証への移行が本格化していく。マイナ保険証の利用率は15.67%と低迷している。現行の保険証は有効期限まで使用できる。引っ越しや退職したりなど、加入する保管組合が変更されるとその時点で使えなくなる。資格確認書は、マイナンバーカードを持っていない人や保険証の登録をしていない人に届く。現行の保険証の有効期限が切れた後でもこれを提示すれば保険が適用となる。資格情報のお知らせはマイナ保険証利用者に保険組合などから交付され、マイナ保険証非対応の病院や機器の不具合時にマイナ保険証と併せて提示すると保険適用となる。
全国の天気予報を伝えた。
問題「マイナ保険証の登録が出来るのは?」。正解緑:セブン銀行ATM。マイナンバーカードの保険証登録はマイナポータル、病院・薬局窓口のカードリーダー、セブン-イレブンなどのセブン銀行ATMで可能。
G20後にトランプ氏との会談が実現しなかった石破総理、大統領就任まで会談を断ったトランプ氏だったが先月29日自身の邸宅でカナダ・トルドー首相と会談した。会談内容について上智大学・前嶋和弘教授は「トルドーさんとしては来年の1月20日の就任の日に関税をかけられると言われたばかりでまずいとトランプ氏と交渉に入っている。カナダは今回は必死」などと解説した。トランプ氏はカナダからの全輸入品に25%の関税をかけると宣言している。トランプ氏はきのう関税をめぐってXに「100%の関税に直面し素晴らしいアメリカの市場に別れを告げることを覚悟しなくてはならない」と投稿した。矛先が向けられたのはロシア・中国・インドなど主要新興国で構成されたBRICS諸国。BRICS諸国は今アメリカドルを使わない脱ドルを進めていてトランプ氏は100%の関税で牽制した。関税を武器にした交渉は日本もいつターゲットになるか、 輸出される自動車関税が引き上げられるかもしれないとの見方もありその場合は日本もトランプ氏との会談を急ぐ必要がある。前嶋氏は「初夏のころから外務省のトランプ対応チームは動いていると指摘、前に安倍元総理との首脳会談の時も活躍していた」とした。安倍元総理と親交が深かったトランプ氏の石破総理との相性については「トップ同士の相性は重要だがすべてではない。トランプ氏にとって石破総理が日本でどれだけ政治的なリーダーとして強いかというものポイント」とした。首脳会談の見通しがつかない中石破総理には国内の政治を固めることが求められるのかもしれない。
総理就任から2カ月、石破茂総理大臣は地元鳥取に初のお国入りし総裁選前に行った神社にお参りしていた。報道陣を前に「政府は野党の言うことに誠実に耳を傾けているねそういう世論が高まっていくこと以外にこういう難局をあるいは少数与党という状況を乗り切っていく手立てはないのではと思っている」とした。国会は今日から各党の代表質問が始まり、石破総理は少数与党として就任後初めての論戦に臨む。30年ぶりの少数与党の石破政権が手を組みたい国民民主党と日本維新の会。日本維新の会は総選挙での失速を受け行われた代表選で8割の支持を得て吉村洋文新代表が選ばれた。大阪府知事としての二足のわらじの新代表として党の存在意義について語り共同代表に前原誠司氏を希望、旧民主党の重鎮で与野党との関係に影響しそうとのこと。今後の国会では政治とカネだけでなく年収の壁や補正予算案など議論が山積みとなっている。