- 出演者
- 朝日奈央 秋山竜次(ロバート) ケンドーコバヤシ
オープニング映像。今回のプロジェクトは「超北海道カレー」、裏テーマは「食材を大切にしたカレー作り」。今回はそれぞれで食材を調達する。ケンドーコバヤシは米担当、秋山竜次は野菜担当、朝日奈央は肉担当。レトルトレシピは北海道が誇るカレーのスペシャリストが監修。
秋山竜次がやって来たのは玉ねぎを栽培している「岩田農園」。オススメの玉ねぎは「札幌黄」という品種。明治時代から札幌で作られているといい、札幌で日本の玉ねぎが最初に作られたと言われている。玉ねぎのルーツとも言われる「札幌黄」は病気に弱く育てにくいことに加え、形が不揃いのものが多い。また、日持ちもしないことから生産量が少ない。作付面積は札幌市全体で約3%。裏テーマの「食材を大切にしたカレー作り」に沿って市場には出回らない玉ねぎを見せてもらった。その後、試食をして味を確認。火を入れれば入れるほど甘みが出るという。玉ねぎは岩田農園の不揃いな札幌黄に決定。
朝日奈央がやって来たのは養鶏場「小林農園」。約7000羽の鶏を平飼いし、飼育する養鶏場。通常の鶏舎より約3倍の広さで飼育、自然に近い環境なのでストレスなく育つという。着色のための添加物を一切与えないため、黄身はレモンイエロー。併設するレストラン「FORT by THE COAST」で使われている肉は親鶏。朝日奈央は「ありがとうスモークチキン」を試食。親鶏は卵を産み終えた「廃鶏」になることもある鶏のこと。若鶏と比べて飼育日数が長いため、歯ごたえがあり、うまみがあるのが特徴。「鶏のスパイスカレー」も試食。親鶏とカレーの相性は抜群だと話した。肉は小林農園の親鶏に決定。
秋山竜次がやって来たのはジャガイモを栽培している「ニセコ多田農園」。多田勉さんはサラリーマンを辞めて2003年に就農したという。栽培している品種は男爵とキタアカリの2種類。日中の光合成でたくさんの糖分を作り、夜間の低い気温で糖分消費を抑えて育つため、甘みが強い。また、水はけの良い土壌で健康に育つという。多田勉さんは味の濃いものと合わせるなら男爵だと話した。
多田勉さんに煮崩れしにくいジャガイモ“くずイモ”を見せてもらった。普段はでんぷん工場に行くというミニサイズの男爵を蒸かして試食。ジャガイモは多田農園のミニサイズ男爵に決定。
スパイシー丸山さんのオススメが「ジャパニーズスパイスカリー wacca」の「新時代のカツカレー」。この店はメニューを固定しないため、行く度に新しいカレーがどんどん出てくる。スパイシー丸山さんもこの新しいルーは初めて食べるという。
ケンドーコバヤシがやって来たのはお米を栽培する「松永園」。道内の飲食店をはじめ、札幌の人気カレー店「はらっぱカレー店」などにもお米を卸している。玄米が保管される納屋へ。ななつぼし・ゆめぴりか・あやひめ・きらら397の4品種を栽培している。4品種と精米機によって除去された廃米を試食。しかし、廃米は品質や味の保証ができないということで今回使用することは断念。米は松永園の4種のブレンド米に決定。
食材探しから3か月後、ケンドーコバヤシ・秋山竜次・朝日奈央がやって来たのは結婚式場「ジャルダン・ドゥ・ボヌール」。ガーデンにはアウラドームが設置され、ウィンターシーズンには雪に投影されたプロジェクションマッピングがパーティーを盛り上げる。今回はここで大試食会。スパイシー丸山さんと食材を提供してくれた4人も試食会に参加。
商品は米付きで、パッケージには食材探し中に各々が描いたイラストを採用。食材を提供してくれた生産者さんと一緒に大試食会。想像以上に本格的なカレーに仕上がっていた。秋山竜次はレトルトで一番うまいかもしれないと話した。ケンドーコバヤシはレトルトカレーの歴史上、一番うまいと思うと話した。レトルトカレーの詳細は「テレビ北海道 ケンコバカレー部」で検索。