- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 矢崎智之 菅谷鈴夏
相次ぐ経営トップの不祥事。企業のガバナンスに詳しい牛島信弁護士は「信じられないことが次々起きている。従業員にとってもモラルの問題になる。事業によっては販売高の問題になる。上場企業だから株価の問題になる。会社の業績につながってくる」と述べた上で、トップに対する研修の徹底や内部通報システムの構築など、対策が必要だと指摘し、「どれだけの制裁を受けるか、同意、誓約してもらうのも必要。誰かに見られている、その人が通報する。企業のトップは強い自覚を持つべき」と述べた。
「お客様は神様」ではない。客からの迷惑行為などのカスタマーハラスメント。いわゆるカスハラを防ごうと東京都は、出入り禁止の措置を含めた対応を検討するよう求めるマニュアルを作成。東京都内のタクシー会社。カスハラによって、業務に支障が出るケースもあるという。具体的にどういうケースがあるのか、ドライブレコーダーの映像を見ながら教えてもらった。タクシー会社では、加盟している組合がことし8月、運送約款を更新。カスハラをやめるよう求めてもやめない場合には、運送を拒絶したり、損害賠償を請求したりするなどと新たに定めた。タクシー会社・田中秀和社長は「今までは我慢するしかなかったが、はっきり言える」と語った。カスハラをしないよう求めるステッカーを先週から車両に貼っている。暴力を振るわれることまではあまりないというが、最近はセクハラや無断撮影も増えているという。
さまざまな業界で対応に苦慮する中、来年4月に全国初のカスハラ防止の条例を施行する東京都。きょう、罰則がない中で条例の実効性を高めようと、各業界向けの共通マニュアルの素案を作成し公表した。対応方針としては、繰り返し迷惑行為が行われる場合は、客の権利を侵害しないことを前提として、出入り禁止の措置を含めた対応を検討すること。電話で応対する時間の目安を設けて、それ以上続く場合は電話を切ること。事業者が通報をためらわないよう、警察との連携方針を検討することなどが盛り込まれている。東京都の対応についてタクシー会社・田中秀和社長は「大変ありがたい」と語った。
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今回のマニュアル公表。自治体、企業などでカスハラ対策に関わる島田恭子さんは「東京都が後押ししてくれるのは力強い。ただし事業所ごとに具体的なマニュアルをつくっていくことが次のステップ」と述べたうえで「消費者も意識を変える必要がある」と指摘し、「お客様は神様ではなくて、お客様とはお互い様」と述べた。
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トヨタ自動車とNTTグループは、自動車の事故を減らすため、運転支援技術の開発を連携して進めていくことが明らかになった。NTTが開発したAI（人工知能）やIOWNと呼ばれる次世代の通信ネットワークなどを使って、データを収集分析し、トヨタの運転支援技術に活用することにしている。両社は今後5年間で、合わせて数千億円規模の資金を投じる計画。
きのう投票が行われた衆議院選挙で、いわゆる1票の格差が最大で2倍を超えたのは憲法に違反するとして、弁護士のグループが選挙の無効を求める訴えを全国一斉に起こした。今回の選挙では、1票の格差が2倍未満になるよう、小選挙区の数を10増10減するなど、区割りの見直しが行われたが、有権者の数が最も少なかった鳥取1区と最も多かった北海道3区の間で、1票の価値に2．06倍の格差があった。
日本全国の気象情報と台風21号の動きを紹介。
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日本時間きのうのワールドシリーズ第2戦。ドジャース・大谷翔平選手は2塁への盗塁を試み、スライディングで左手を地面についた際に肩を痛めた。関節が部分的に外れる亜脱臼と診断された。肩の可動域や動きの強度を医師やトレーナーと確認し、MRI検査などを行ったという。一夜明け、大谷選手の状態について、ドジャース・デーブロバーツ監督は「きのうより今日の方が状態はいい。あすはもっとよくなるだろう」と述べた。チームは日本時間のきょう第3戦の舞台となる米国・ニューヨーク・ヤンキースタジアムで全体練習を行った。大谷選手は遅れて球場に到着。両肩でリュックを背負う様子が確認できた。室内でボールを打って左肩の状態を確認したものと見られる。けがから僅か2日で復帰できるのか注目される。
ドジャース・大谷翔平選手の出場が気になるワールドシリーズ第3戦は、悲願の達成まであと2勝となったドジャースと地元で巻き返しを図るヤンキース、ともに先発ピッチャーが発表されている。ドジャースの先発は、大舞台に強いことから、米国でビッグゲームピッチャーとも呼ばれているウォーカービューラー投手。地元で初勝利を目指すヤンキースの先発はクラークシュミット投手。今シーズンは背中のけがで約3か月間欠場したが、9月から復帰。持ち味は横に曲がるスライダー、鋭く落ちるナックルカーブ。規定投球回未満ながら、防御率は2．85をマーク。大谷選手は、去年エンジェルス時代にシュミット投手とヤンキースタジアムで対戦しホームランを打っている。
プロ野球日本シリーズ。ソフトバンクが2連勝。第2戦：ソフトバンク6−3DeNA。パリーグ王者が日本一まであと2勝とした。
プロ野球日本シリーズ。巻き返しを図りたいDeNAはきょう敵地・福岡で全体練習を行った。右腕を骨折し、離脱していたキャッチャー・山本祐大選手も合流。第3戦の先発は、けがで戦列を離れていたDeNA・東克樹投手と発表された。チームトップの13勝をマークした左腕にマウンドを託す。
今シーズン最も活躍した先発完投型のピッチャーに贈られる沢村賞。ことしは候補選手を一本化できなかったため、該当者なしとなった。沢村賞・堀内恒夫選考委員長は「帯に短したすきに長し。投高打低の時代でもう少し成績が出てもいいのではないかと」と述べた。沢村賞が該当者なしとなるのは、2019年以来、5年ぶり6回目。
ウインタースポーツの季節。フィギュアスケートグランプリシリーズ第2戦・カナダ大会：優勝・イリアマリニン（米国）、2位・佐藤駿、3位・チャジュンファン（韓国）、4位・山本草太。佐藤の男子シングルフリーの演技を紹介。佐藤は次の大会でグランプリファイナル進出を目指す。マリニンは2戦連続の優勝でファイナル進出を決めた。マリニン選手の4回転ジャンプのすごさは、本数の多さ、成功率の高さ、得点源となる演技後半にも跳べるという質の高さにある。
グランプリシリーズカナダ大会・女子シングル：優勝・坂本花織、2位・松生理乃、3位・吉田陽菜。松生、坂本のフリーの演技を紹介。日本選手が表彰台を独占。
来月行われる1年納めの大相撲九州場所の番付が発表され、大の里が新大関の場所へ意気込みを示した。大の里は「実感も湧いた」と語った。秋場所で2回目の優勝を果たした大の里は、昭和以降では最も早い、初土俵から所要9場所での大関昇進で、九州場所の番付で西の大関に座った。一方で、秋の巡業は感染症で体調を崩し後半を休場していて、九州場所に向けて、ここから調整が本格化する。大の里は「準備をしっかりして初日を迎えられるよう頑張りたい」と語った。
ウクライナ出身の力士としては初めて獅司が新入幕を果たした。幕内で臨む九州場所へ意気込み。獅司は「（今どういう気持ち？）うれ獅司です」とコメント。ウクライナ出身の獅司は、身長1m90cmを超える大きな体格を生かした相撲で番付を上げてきた。十両だった秋場所では9勝を挙げて、ウクライナ出身力士としては、初めての新入幕を果たした。会見ではロシアの軍事侵攻が続くウクライナに住む両親を心配する場面も。獅司は「ママ、パパ大変だから獅司が頑張らないといけない。もっと上にいきたい」と語った。
九州場所で幕内復帰を果たした尊富士。ことしの春場所では、前に出る力強い相撲で新入幕力士として110年ぶりの優勝を果たした。その後はけがで十両に番付を下げたが、先場所、十両優勝を果たし、3場所ぶりに幕内に返ってきた。
イングランドプレミアリーグ：ブライトン2−2ウルバーハンプトン。ブライトン・三笘薫は2試合ぶりの先発出場。
アーセナル2−2リバプール。アーセナル・サカ、リバプール・サラーのゴールを紹介。マンチェスターシティー1−0サウサンプトン。マンチェスターシティーの怪物・ハーランドのゴールを紹介。
今日の東京外国為替市場は、衆院選で与党が過半数を下回る結果になったことで円を売る動きが強まった。円相場は一時1ドル＝153円台後半まで値下がり。今週、日銀は金融政策決定会合を行う予定。
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