- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 竹野大輝 吉岡真央
大リーグの移籍交渉のヤマ場となるウインターミーティングが始まり、プロ野球のロッテから大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手に高い関心が寄せられている。注目は、23歳の佐々木投手。鋭く落ちるスプリット。さらに160キロを超える速球で、世界で最も才能のあるピッチャーの1人と評価されている。ロッテからのポスティング申請が受理され交渉が解禁された。取材する記者たちは。米国の全国紙USAトゥデー・ボ部ナイチンゲール記者は「全ての球団が彼と契約従っているが、ドジャースかパドレスだろう」、MLBネットワーク・ジョンモロシ記者は「個人的な予想だがパドレスだと思う」と語った。パドレス・シルト監督は、獲得に自信をのぞかせた。ドジャース・ロバーツ監督は「とても才能がある。何も話せない」と述べた。
先月、左肩の手術を受けたドジャース・大谷翔平選手について、ドジャース・ゴームスゼネラルマネージャーが会場で取材に応じ、ピッチャーとしての復帰に向けて、キャッチボールを再開したことを明らかにした。大谷選手は来シーズン、投打の二刀流の復活を目指す。
サッカーで今シーズン活躍した選手などを表彰するJリーグアウォーズが今夜行われた。抽せんで選ばれたサポーターが見守る中、ユニホームから雰囲気を変え、スーツ姿の各クラブの選手たちが登場。ベストイレブンにはJ1連覇と天皇杯優勝で2冠となったヴィッセル神戸からは3人が選出。最優秀選手は、ヴィッセル神戸・武藤嘉紀選手。32歳の武藤選手は今シーズン、主に右サイドでプレー。チームトップ、13ゴールの決定力に加え、攻守にハードワークを惜しまず、ヴィッセルの強みであるカウンター攻撃をけん引。武藤選手は「MVPは家族にささげたい」とコメント。最優秀ゴール賞にはガンバ大阪・宇佐美貴史選手。G大阪×札幌の後半アディショナルタイムの決勝ゴールだった。宇佐美選手は「ナンバーワンのゴールだと思っている」と語った。
阪神・近本光司選手が、来シーズンの契約を更改。今シーズン、リーグ2位の160安打をマークしたほか、盗塁王のタイトルを獲得。ベストナインとゴールデングラブ賞も4年連続で受賞。近本選手はいずれも推定で5000万円アップの年俸3億7000万円で来シーズンの契約を更改。順調にいけば来年、国内に限ったFA(フリーエージェント)の権利を取得する見込みで、複数年契約を提示されたものの、単年契約を選んだという。近本選手は「チーム一丸となって、新しい監督と一緒にまず1勝。最終的に優勝できるように頑張りたい」とコメント。
今シーズン大きな飛躍を遂げた選手をウォッチ。日本一に輝いたDeNAのキャッチャーの山本祐大選手。プロ入り7年目で攻守に大活躍。山本選手26歳は、今シーズンは正捕手に定着し、日本一になったチームを攻守で支え、ベストナインにも選ばれた。守りの要として、チームメートからの信頼も厚く、今シーズンは「祐大のおかげ」ワードも定着。最もうれしかったというのが、独立リーグ出身の選手としては初めて受賞したゴールデン・グラブ賞。プロ入りはドラフト9位での入団。現在は活動を休止している独立リーグの滋賀ユナイテッド出身で、エリートとは言えないスタートだった。山本選手は「野球がうまくなること、活躍できることを考えてきた」と語った。
7年間のたゆまぬ努力ではい上がってきた。特に目覚ましい成長を見せたのがバッティング。秘密は足の使い方にあった。手応えをつかんだ試合が、シーズン序盤、4月の阪神戦で、チャンスで回ってきた第1打席。確かな自信を手にした今シーズンをステップに、来シーズンはさらなる高みを目指す。山本選手は「リーグ優勝は、キャッチャーに一番左右されるポジション。日本を代表するキャッチャーになりたい」と語った。ただ飛躍の今シーズンだったが、終盤にはけがもあり、日本シリーズには出場できなかった。応援したくなるという星さん。来シーズンは最後までマスクを被り続けてほしいと出演者がいう。
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- 山本祐大横浜DeNAベイスターズ
フィギュアスケートグランプリファイナル男女のシングルで、日本勢トップの2位に入った千葉百音選手と鍵山優真選手がフランスから帰国。大会を振り返った。初出場で2位の19歳、千葉選手。自信とともに、高難度のジャンプの必要性を実感していた。千葉選手は「トリプルアクセルや4回転ジャンプも習得して、プログラムに組み込めるように引き続き練習したい」と語った。男子の日本のエース、鍵山選手も2位。フリーは4回転ジャンプ4本の構成で挑んだが、成功したのは3本。喜びよりも悔しさをにじませた。鍵山選手は「チャンスをつかめなかったのが、自分にはまだ足りない力だと思う。練習から自信を積み上げていって、納得できる演技を次はできたらいい」と語った。
来年で101回目を迎える箱根駅伝を前に、トークイベントが行われた。2年連続の総合優勝を目指す青山学院大の原晋監督は、恒例の作戦名を「あいたいね大作戦」と披露。大学駅伝三冠を狙う国学院大の前田康弘監督は、「復路が勝負」と語った。大会は来月2日に往路、3日に復路が行われる。
国は主に休日の中学校の部活動を、地域のスポーツクラブや文化芸術団体などに移行することを進めている。きょう開かれた有識者会議で、中間の提言案が示され、「地域移行」から「地域展開」に名称変更することや、次の改革期間を再来年度令和8年度からの6年間に設定すること、この期間内で休日については原則すべての部活動で地域展開の達成を目指し、平日についても地域の実情に応じて改革を推進していくことなどが盛り込まれた。有識者会議では、来年春をメドに最終の取りまとめを行う予定。
日本被団協がノーベル平和賞を受賞した。79年前、広島と長崎に投下された原子爆弾。その年だけで21万もの命が失われたともいわれている。その11年後、日本被団協は被爆した人たちの全国組織として結成。1982年、国連の軍縮特別総会で、被爆者として初めて演壇に立った日本被団協の山口仙二代表委員(当時)は、みずからの傷をさらけ出して「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアウォー、ノーモアヒバクシャ」と訴えた。原爆を投下した米国の大統領と2016年に対面した日本被団協・坪井直代表委員(当時)が呼びかけたのは、核なき未来へと共に歩むことだった。きょう、ノーベル平和賞の授賞式に臨んだ日本被団協の田中熙巳代表委員は、核の脅威が高まる世界に向けて「想像してみてください。直ちに発射できる核弾頭が4000発もあるということ。人類が核兵器で自滅することのないよう、核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めてともに頑張りましょう」と訴えた。このメッセージとひとりひとりがどう向き合っていくのかが問われている。