- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央
鹿島アントラーズ2−1アルビレックス新潟、柏レイソル2−1セレッソ大阪、FC東京3−1名古屋グランパス、FC町田ゼルビア0−1東京ヴェルディ、横浜Fマリノス0−0横浜FC、湘南ベルマーレ2−1浦和レッズ、清水エスパルス1−1サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸1−1京都サンガ、アビスパ福岡1−2川崎フロンターレ。
サッカー女子の日本代表・なでしこジャパン。ニルスニールセン監督就任後、最初の国際大会に臨んでいて、強豪・アメリカとの最終戦を前に調整した。大会で力を発揮しているのは、FW・田中美南選手。ここまで4得点を挙げ、チームの2連勝に貢献。パリ五輪の準々決勝で延長戦の末に敗れた相手との再戦に、気持ちを高めている。田中選手は「ニルスニールセン監督のもとでサッカーを体現している形がここ2試合うまくはまっている。結果に必ずつなげる」と語った。
来年のミラノコルティナダンペッツォパラリンピックでは、日本選手の活躍が期待されている。一方で出場を目指す日本代表クラスの選手たちの顔ぶれは、前回の北京大会とほとんど変わらず、競技の普及が大きな課題となっている。こうした現状を受けて、すそ野を広げるための取り組みが進められている。先週、愛知・名古屋市で障害者スポーツのイベントが開かれた。スキーの競技団体のブースに設置されたのが、チェアスキーの体験機。アルペンスキーで足に障害のある選手が使う。去年開発されたシットスキーを体験できる器具は、ノルディックスキーの競技用。体験会は、気軽に冬のパラスポーツに触れてもらおうと企画された。体験を通じてスキーを始める人もいて、競技団体は普及のきっかけになればと考えている。日本障害者スキー連盟普及本部・辻村和見本部長は「多くの人に知ってもらう機会になれば」と語った。足に障害がある参加者のコメント。選手を支える側の人材を増やそうという取り組みも。先月、ノルディックスキーの視覚障害のクラスの選手と一緒に滑るガイドの講習会が開かれた。コースなどを教えるガイドは、選手にとって欠かせない存在。代表チームにはガイドが3人しかいないため、育成が急務。北京パラリンピック代表・クロスカントリースキー視覚障害のクラス・有安諒平選手は「どちらに曲がるのかの情報は、ガイドの声を頼りにするしかない」と語った。ガイドの存在と役割を知ってもらうため、大学のスキー部に声をかけ、この日は13人の部員が参加。参加者たちは、視界を遮るサングラスをかけた人と一緒に滑り、選手がコースの変化に気付けるよう、声をかける練習をした。パラノルディックスキー日本代表ガイド・藤田佑平さんは「今後のガイドになるか分からないが、つながればうれしい」と語った。選手も支える側の育成が進むことに期待を寄せている。