2024年9月23日放送 13:05 - 15:52 NHK総合

ニュース
「立憲民主党臨時党大会」

出演者
八田知大 利根川真也 森下絵理香 
(ニュース)
立候補めぐる経緯

立民代表選の口火を切ったのは枝野幸男氏で、自身が顧問を務める党内最大グループであるリベラル派からの支持を受けるとともに、民主党政権の失敗は経験不足が原因としている。野田佳彦氏は当初は立候補に慎重な立場だった中、党内から要請が相次いだことで立候補を決断するとともに民主党時代には対立していた小沢一郎氏も支援する方針となった。泉健太氏は苦戦する形となったが、告示前日に立候補を間に合わせる形となった。吉田晴美氏は出馬を模索していた江田元代表代行から票を受けることで出馬する形となった。

キーワード
吉田晴美小池百合子小沢一郎枝野幸男江田憲司泉健太泉健太 ツイッター立憲民主党立憲民主党代表選挙菅直人野田佳彦
中継 地方票は野田氏 開票作業進む

会場では票の集計作業が続いている。2時6分ごろに国会議員による投票が終わった。2時10分ごろから開票作業が始まっている。開票作業は、代表選挙管理委員と各陣営の代表者が立ち合うなかで行われる。陣営の代表者が開票の過程を確認し、疑問のある票に関しては代表選挙管理員に意見を述べることができる。4人の候補はそれぞれの席についている。いわゆる地方票のトップは野田氏で、枝野氏、泉氏、吉田氏に続く。国会議員は1人2ポイント、公認候補予定者は1人1ポイント、あわせて370ポイントとなる。地方票と合わせると、過半数は371ポイントとなる。

キーワード
吉田晴美東京都枝野幸男泉健太立憲民主党代表選挙野田佳彦
候補者の訴え

外交・安全保障について、野田佳彦氏は日本とアメリカが軸となってルールメイキングして太平洋憲章をつくりたい、枝野幸男氏は独自の視点から平和構築外交をして世界と東アジアの安定へできることがある、泉健太氏は平和外交・環境・地球温暖化対策でも技術協力に取り組む日本でありたい、吉田晴美氏は経済が基軸の外交を進めていくのが大きな安全保障のカギとなっていくなどとそれぞれ訴えている。エネルギー政策については、野田氏は原発の再稼働はしっかりと避難計画と地元の同意が必要だというプロセスをしっかりたどっていく、枝野氏は国が金を出しても再生可能エネルギーを最大限有効活用し電力の消費量が増えても対応できることは実現可能だ、泉氏は国益のためにも再生環境を増やしていくのは極めて重要、吉田氏は日本は地熱発電で世界第3位で潜在的可能性をまだ引き出せていないなどとそれぞれ訴えている。憲法改正については、野田氏は議論はあってしかるべきだと思うし立憲主義の立場に立った「論憲」が基本的な立場だ、枝野氏は法律でできることをなぜ膨大なエネルギー使うのか、泉氏は新しい人権にかかわる問題を議論していく必要がある、吉田氏は議論が置き去りになったまま改憲の話というのは順番が違うなどとそれぞれ意見を述べている。

キーワード
吉田晴美国際連合枝野幸男泉健太石原伸晃立憲民主党自由民主党衆議院議員総選挙野田佳彦
中継 4候補者の争い 結果発表

立民代表選の開票作業を中継。4人の候補選について小嶋氏は「4人が立候補し同時に進む自民党総裁選挙は9人が立候補しているが多様な議論が出て党内では4人が立候補して良かったとの声が聞かれた。論戦の中では野党間の連携のあり方や衆院選が近いのではということもあり自民党との対峙の仕方などに多くの時間がさかれた。吉田さんはジェンダー平等を目指す政党として女性立候補が良かったとの声を多く聞かれ、生活者の目線や吉田さんらしく良い論戦だった」などと話した。外交安保については日米同盟を主軸にすると4人の違いはみられずエネルギー政策では現実的な主張で、原発ゼロ社会の実現を党で掲げているが継続するのかを論戦内で何度も語られたなどとまとめた。過半数371ポイントの獲得で新代表に選出、獲得できなければ決戦投票となる。結果過半数を超えた候補がおらず上位2名267の野田佳彦氏と206の枝野幸男氏の決勝投票が行われることとなった。

キーワード
吉川沙織吉田晴美小沢一郎枝野幸男泉健太立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党自由民主党総裁選挙衆議院議員総選挙野田佳彦
中継 野田氏 枝野氏 決選投票へ

267票の野田佳彦氏・206票の枝野幸男氏が決選投票へ向かう形となった。野田氏は充実した論戦を交わすことができ、教育の無償化に取り組んでいきたいと言及。子供が親を選べない不運を嘆いた「親ガチャ」という言葉が流行することはとても悲しいことと言及し、学ぶチャンスがない子どもたちがいる現状は変えていかなければならないとしている。旧民主党政権化で高校授業料無償化が導入され、当時の自民党・公明党はバラマキと批判していたが現在はどの政党も教育無償化を進める形となっていると紹介し、育ちや学びは社会が支えるべきとしている。また、医療・介護・障害者福祉などのベーシックサービスはすべて国が供給する必要があり、所得制限なくサービスを供給できるようにしたいと言及。多様性を認め合うためには選択的夫婦別姓は必要であり、社会起業家に対してはビジネスと同時に社会の解決を目指していると評価し育てるべき存在だとしている。国民の政治に対する信頼を取り戻すために世襲政治を制限し、政権交代を目指していくとしている。

キーワード
アメリカ合衆国大統領選挙全国知事会公明党吉田晴美枝野幸男泉健太立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党野田佳彦

枝野氏の演説。裏金問題に蓋をする政治が続けられる中、泉代表のもとで着実に前進することができたが、今こそこの歩みを前に勧めて政権を担える政党に進歩させる必要がある。民主党政権はまとまり切ることができなかったが、経験と教訓を活かしつつも求められる未来に向けた前進を目指したいとしている。人間を使い捨てにする経済・社会から人間を中心とした経済に切り替えること、経済不信の目が注がれる中立憲民主党が国民の声とつながることで、政権を担える国民政党を目指すとしている。

キーワード
アメリカ合衆国大統領選挙全国知事会公明党吉田晴美太平洋戦争希望の党枝野幸男民進党泉健太立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党野田佳彦鈴木貫太郎
野田氏 枝野氏 決選投票へ

立憲民主党代表選の決選投票は、上位2人によって行われる。国会議員には1人2ポイント、国政選挙の公認候補予定者と都道府県連代表者には1人1ポイントが割り当てられ、計417ポイントで争われる。森下は、1回目の投票と比べ、国会議員票の比重が高まる仕組みとなっているなどと話した。

キーワード
立憲民主党代表選挙
中継 野田氏 枝野氏 決選投票

立民代表選の決選投票は、国会議員、公認候補予定者、都道府県連の代表の順で行われる。決選投票が始まった。衆議院議員から五十音順に点呼され、投票していく。衆参両院の副議長含め136人、1人2ポイントが与えられる。国政選挙の公認候補予定者は98人で、1人1ポイント。各都道府県連の代表には、1人1ポイントが与えられる。合計417ポイントで争われる。安住国対委員長らが票を投じた。

キーワード
大串博志安住淳小川淳也小沢一郎岡田克也枝野幸男泉健太立憲民主党代表選挙菅直人逢坂誠二
“米大統領選の前後含め 北朝鮮 核実験の可能性”

韓国大統領府の高官は11月に行われる米国大統領選挙の前後を含めて北朝鮮が7回目の核実験を強行する可能性もあるという見方を示した。韓国大統領府で外交と安全保障政策を統括するシンウォンシク国家安保室長はきょう韓国のニュース専門のテレビ局YTNの番組に出演し北朝鮮による7回目の核実験について言及した。この中で「キムジョンウン総書記の判断しだいでいつでも核実験を行える状態が維持されている」としたうえで「核の小型化を実現するために数回の核実験が必要な事実に変わりはない」と強調した。そして「戦略的に有利な点があれば核実験をするだろう。米国大統領選挙の前後でそのような判断をする蓋然性は十分ある」と述べ、11月の米国大統領選挙の前後を含めて北朝鮮が核実験を強行する可能性もあるという見方を示した。さらにシン氏はキム総書記によるウランの濃縮施設の視察が今月発表されたことに触れ、「北の核に対する国際的な関心を高め米国大統領選挙に前後して彼らの影響力を高めるねらいがあると見られる」と指摘した。

キーワード
YTNアメリカ合衆国大統領選挙キム・ジョンウンシン・ウォンシク大韓民国大統領室朝鮮中央テレビ
国連「未来のための協定」採択

ニューヨークの国連本部で地球規模の課題への対応に必要な国際協力を話し合う未来サミットが始まり、国際社会の具体的な行動指針を示した成果文書「未来のための協定」が採択された。22日から始まった未来サミットでは冒頭、地球規模の課題への国際社会の具体的な行動指針を示した成果文書「未来のための協定」が採択された。協定は持続可能な開発と開発資金、国際の平和と安全など5つの章に分かれていて国際協力が求められる幅広いテーマを網羅している。国連のグテーレス事務総長は「人は過去については合意できないものだ。信頼を再構築するためには現在から始め未来を見据えなければならない」と述べ、国際社会が気候変動などの共通課題に一致して取り組むよう呼びかけた。しかし採択に先立ってロシアや北朝鮮など6か国が協定の草案について「内政干渉につながりかねない」として修正案を提出し不満を表明し、未来に向けた国際協力をアピールする場で分断が浮き彫りになる形になった。

キーワード
アントニオ・グテーレスニューヨーク(アメリカ)国連未来サミット国際連合未来のための協定
中継 野田氏 枝野氏 決選投票

立憲民主党代表選挙の決選投票が進んでいる。1回目の投票の結果が野田氏が267ポイント、枝野氏が206ポイント、泉氏が143ポイント、吉田氏が122ポイントだった。野田氏・枝野氏による決選投票となっている。現在参議院議員の投票が続いている。これまでに3分の2の議員が投票を終えている。国会議員136人は1人2ポイント、国政選挙の公認候補予定者98人と都道府県連の代表者47人は1人1ポイントで、合計417ポイントで争われる。福山哲郎氏は枝野氏の推薦人の1人で、かつて党の幹事長も務めた。

キーワード
吉田晴美徳永エリ杉尾秀哉枝野幸男泉健太田名部匡代福山哲郎立憲民主党立憲民主党代表選挙辻元清美野田佳彦
候補者の経歴

野田佳彦氏は、1993年の衆議院選挙で当時の日本新党から初当選した。2011年に民主党政権で3人目となる総理大臣に就任し、翌年には消費税率の引き上げを含む社会保障と税の一体改革の関連法を成立させた。自民党安倍総裁との党首討論の直後の衆議院選挙で敗北し、政権を失った。今回の代表選挙に当初は立候補に慎重な姿勢を示していたが、小沢一郎衆議院議員からの期待に加え中堅・若手議員からも要請が相次いだことを踏まえて立候補を決断した。

キーワード
どじょう安倍晋三小沢一郎日本新党立憲民主党代表選挙自由民主党衆議院議員総選挙野田佳彦

枝野幸男氏は、1993年の衆議院選挙で初当選した。民主党政権では菅内閣の官房長官に就任し、東日本大震災・原発事故に直面した。内閣の要として危機への対応に当たった。2017年、民進党が分裂すると立憲民主党を結党し、代表に就任した。直後の衆議院選挙で野党第一党の議席を獲得した。しかし全開の衆議院選挙では選挙前の議席を下回る結果となり、代表を辞任した。今回の代表選挙では、いち早く立候補を表明した。

キーワード
東日本大震災枝野幸男民進党立憲民主党立憲民主党代表選挙衆議院議員総選挙
野田氏 枝野氏 決選投票

野田氏・枝野氏ともに豊富な政治経験を持つ野党を代表する政治家。小嶋章史は、2人が結成投票に残った意味としては自民党に対峙して政権交代を実現するため安定・実績が必要だという党内の判断だったのではなどとコメントした。野田氏は、小沢一郎氏や中堅・若手からの立候補要請を受けて8月に立候補するという判断をした。枝野氏はいち早く立候補の意向を示し、まだ早いのではという党内の声もあったが危機管理の能力も十分あると訴えて決選投票に残っている。

キーワード
小沢一郎希望の党枝野幸男立憲民主党代表選挙自由民主党衆議院議員総選挙野田佳彦
候補者の訴え

立民代表選で2人の候補の訴えをテーマごとに紹介する。野党連携のあり方については野田氏は「野党勢力の議席を最大化を目指し自公の過半数割れに追い込む。国民民主党とともに穏健な保守層まで取りに行く時に初めて政権を取れるチャンスがある」とし枝野氏は「(維新・共産とは)出来る部分は連携すればいいが包括的な連携は難しい。国民民主党は労働者のための政治で共通点があるので連携を強めたい」などとした。政治とカネについては野田氏は政治資金規正法は大甘、献金廃止など抜本の改革を野党共闘しながら迫るなどとし枝野氏はおかしなことをさせないために情報公開を徹底し公文書管理のシステムを抜本的に強化するなどと話した。外交・安全保障について小嶋氏は2人とも現実路線で野田氏は総理大臣経験もあり自信を示し当時のオバマアメリカ大統領との関係改善など実績を強調、枝野氏は平和構築外交を進めるべきと主張し日米地位協定の見直しにも論戦内で言及していたと解説した。原発については野田氏は避難計画の策定などプロセスに沿った場合は再稼働も容認の姿勢を示し、枝野氏は否定的ではないが再エネの拡充などが優先だとスタンスの違いがみられたということ。

キーワード
バラク・オバマ公明党国民民主党日本共産党日本維新の会日本銀行枝野幸男立憲民主党代表選挙自由民主党自由民主党総裁選挙野田佳彦
中継 野田氏 枝野氏 決選投票

立民代表選の野田氏枝野氏の決戦投票を中継、開票作業が始まっている。1度目の投票では野田氏1位枝野氏2位で全体%では若干の差があるが泉氏と吉田氏の票の行方が注目だということ。決戦投票では国会議員272Pと公認候補予定者98Pと都道府県連の代表の47Pがあるが民主党時代に決選投票で逆転で野田氏が総理大臣になった例がある。

キーワード
吉田晴美枝野幸男民主党民主党代表選挙泉健太海江田万里立憲民主党代表選挙野田佳彦
野田氏 枝野氏 決選投票

野田佳彦氏・枝野幸男氏の演説を紹介。野田氏は教育の無償化に取り組んでいきたいと言及。子供が親を選べない不運を嘆いた「親ガチャ」という言葉が流行することはとても悲しいことと言及し、学ぶチャンスがない子どもたちがいる現状は変えていかなければならないとしている。旧民主党政権化で高校授業料無償化が導入され、当時の自民党・公明党はバラマキと批判していたが現在はどの政党も教育無償化を進める形となっていると紹介し、育ちや学びは社会が支えるべきとしている。また、医療・介護・障害者福祉などのベーシックサービスはすべて国が供給する必要があり、所得制限なくサービスを供給できるようにしたいと言及。多様性を認め合うためには選択的夫婦別姓は必要であり、社会起業家に対してはビジネスと同時に社会の解決を目指していると評価し育てるべき存在だとしている。国民の政治に対する信頼を取り戻すために世襲政治を制限し、政権交代を目指していくとしている。

キーワード
アメリカ合衆国大統領選挙全国知事会公明党吉田晴美枝野幸男泉健太立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党野田佳彦

枝野氏の演説。太平洋戦争の時代には鈴木貫太郎総理が抵抗する軍部とぶつかりながら終戦を成し遂げたことがその後の成長につながったと紹介し、私達も今は歴史の分かれ道にいると言及。裏金問題に蓋をする政治が続けられる中、泉代表のもとで着実に前進することができたが、今こそこの歩みを前に勧めて政権を担える政党に進歩させる必要があるとしている。

キーワード
アメリカ合衆国大統領選挙全国知事会公明党吉田晴美太平洋戦争希望の党枝野幸男民進党泉健太立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党野田佳彦鈴木貫太郎
中継 野田佳彦氏 新代表に選出

立憲民主党代表選の決選投票の結果、野田佳彦氏が、国会議員72票、公認候補予定者60票、都道府県連代表者28票で、232ポイントを獲得し、枝野幸男氏が、国会議員63票、公認候補予定者35票、都道府県連代表者19票で、180ポイントを獲得した。野田氏が立憲民主党新代表に選出された。野田氏が挨拶を行い、みんなで力を合わせて、打倒自民党に向かっていきたい、本気で政権を取りに行く覚悟であり、国会および総選挙のための準備をきょうから始めたい、あす午前中までには人事の骨格を決めたいなどと述べた。総選挙が近いとみられるため、選挙の顔として立憲民主党は野田氏を選んだ。自民党に対抗する野党第1党として、野田氏の安定感、経験が選ばれた。今後は、決選投票で争った野田氏と枝野氏の修復も含め、挙党態勢の構築が課題になる。立憲民主党が擁立している193の小選挙区のうち、日本維新の会と約6割、共産党と約5割競合している。この調整がどこまで進むかも課題になる。野田氏は、来月1日に召集される見通しの臨時国会で、野党が一致して新たな政治資金規正法の法案を出したいとしていて、野党連携をいかにまとめられるかが、与党に対峙する課題になるという。午後1時から、東京・港区のホテルで、臨時党大会が開かれ、きのうまでに締め切られた地方議員と党員サポーターらによる地方票の結果が発表されたのに続き、国会議員と公認候補予定者の投票と開票が行われた。1回目の投票で、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、1位の野田氏と2位の枝野氏による決選投票が行われた。

キーワード
吉川沙織吉田晴美日本共産党日本維新の会松下政経塾枝野幸男泉健太港区(東京)立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党衆議院議員総選挙野田佳彦
1 - 2

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.