- 出演者
- 江口ともみ 阿川佐和子 ビートたけし 北斗晶 須田慎一郎 古市憲寿
人生100年時代と言われる超高齢化社会。物価高騰の影響もあり、年金を受給しながらアルバイトでも収入を得るシニア世代が増えている(出典:総務省労働力調査)。シニア向けの就職支援サービスを行うシニアジョブの中島康恵氏によるとシニア世代のアルバイト求人が多い職種ベスト3は1位・調理、2位・介護、3位・清掃(出典:シニアジョブ)。次に多いホールスタッフの平均時給は1,181円。交通誘導警備も求人が多く、平均日給は9,345円。
個人のスキルを売り買いできるサイト「ココナラ」では裁縫の趣味を活かして洋服を修理、プラモデルを作り収入を得る人、神奈川県相模原市在住の松谷勉は水彩画を受注。
大田区在住の井上和彦は都内で郵便局員として働き、嘱託で68歳まで勤務。現在は年金を受給。いくつかのアルバイトをしている。パチンコ店の清掃では週6日、早朝2時間働き月約7万円の収入。その後ビル清掃。68歳から芸能事務所に所属し、シニアモデルにチャレンジ。人気アイドルグループ・Travis Japanのミュージックビデオに出演。住宅展示場のカタログモデル、ドラマ、短編映画にも。年金不足が問題となっている中、シニア世代は今後どう働くべきか。
オープニング映像。
江口が「ファストフードでも年齢の高い方が多い」、阿川が「雇ってくれる企業が増えたというのもある」、須田が「年齢が高いということはそれだけ人生経験が豊富だからコミュニケーション能力が高い。企業側もシニアのコミュニケーション能力を利用して接客業をやってもらうケースが多い」などとコメントした。
9月、首都高速湾岸線で走行中のトラックから火災が発生。横浜市ではトラックが横転し、積み荷が散乱。全長約327kmの首都高速道路。昨年度起きた事故は9,000件を超えている(首都高速道路調べ)。首都高の安全を守るパトロール隊に密着。東京・大田区の多摩川トンネルを走行中、停車するトラックを発見。追突事故が起きないよう交通規制。首都高では1年間に約1万件の車両故障が発生。路側帯がない所では車線を規制せざるを得ないため渋滞の原因になっている。
首都高に設置されている約2,600台のカメラを監視し、パトロール隊を指揮、統制する交通管制室。午前3時に発生した落下物。撤去したのはタイヤ1本と鉄板5枚。落下物は首都高全体で1日約50件処理されている(首都高速道路調べ)。
9月11日、東京23区ではゲリラ雷雨となった。一部地域で1時間に100mmを超える猛烈な雨が降るなど各地で被害が。影響は首都高でも。ゲリラ雷雨により道路上に雨水がたまった。パトロールカー2台が現場へ急行。大井JCT付近で約160m滞水が発生。左側2車線を規制し滞水を調査。排水桝に詰まったゴミを取り除く。パトロール隊の到着から約30分、首都高にたまった雨水の排水が完了。道路に残った砂利を除去、無事全線開通。パトロール隊により首都高の安全は守られた。
首都高速のサイトには注意喚起として要注意ポイントの動画が。事故多発ポイントとして紹介されている江戸橋JCTから箱崎JCTに向けて。脚橋やトンネルで要注意ポイントとして紹介している京橋JCT。北斗が「小菅の所、湾岸線に行きたい場合左の方に行かなければいけない。千住新橋の方から来た人は車線をすぐ変更しなければいけない。三郷の方から来た人が箱崎の方に行きたいと思うと右にすぐ行かなければいけなくて、真ん中で止まってしまう人もいる」などとコメントした。
シニア世代の起業が増えている。去年設立された法人の中で代表者が60代以上の割合は2000年以降で過去最高となった(出典:帝国データバンク)。表参道などのヘアサロンで働いていた竹内斗志雄。56歳の時に退職。高齢者向け訪問型美容室の事業を立ち上げた。賛同した美容師をパートナーに迎え、事業を拡大中。
2年前に起業した星川彩子。石油関連会社に36年勤めていたが母親の介護のため57歳で退職。介護を受ける人が使いやすい靴の種類が少ないと感じ、高齢女性に喜んでもらえる靴を作りたいと起業。品川区が運営する西大井創業支援センター。起業する人たちのオフィスとしても活用され、使用料は月額8,000円。法人登記の住所としても利用可能。主にここで仕事をしている星川。現在売り上げ0円の理由とは。
介護シューズを作るために起業した星川彩子。商品化には至らず収益は0円。いまは靴作りのスキルアップに励んでいる。都立城東職業能力開発センター台東分校。靴作りのノウハウを学ぶため製くつの科目を受講。職業能力開発センターは都内14か所にあり介護科や調理科、施設管理などシニア起業を目指す人も訓練を受けられる。シニアの起業を支援する制度は様々あり、東京都は起業の後押しを目的に55歳以上を対象としたシニアビジネスグランプリを開催。3年前のシニアビジネスグランプリで最優秀賞を獲得した深津チヅ子。起業のきっかけは母親の介護。高齢者がオシャレに着られる洋服探しの難しさに直面し、アパレル業を開始。高齢者に寄り添う様々な工夫が評価され最優秀賞を受賞した。昨年度最優秀賞となり、副賞合わせ総額150万円を獲得した直井美穂。ことし9月まで百貨店で働いていたが、起業をきっかけに退職。運送関連の会社に勤めていた夫も仕事を辞め事業を開始。
夫婦で始めた事業、お祭り関連商品の販売。地下足袋「極短」、ストレッチ股引「極脚」など。販売サイトの制作だけで100万円。商品開発にもコストを要したが開始半年は注文がない状態。2人のこだわりが実を結び、次第に注文が増加。完売する商品もある。直井夫妻がスタジオでシニア起業の実情を語る。
お祭り関連商品の販売事業を起業した直井人士と美穂。直井人士が「やれば売れるだろうと思った。全然売れなかった」などとコメントした。
お祭り関連商品の販売事業を起業した直井人士と美穂。直井人士が「月商300万円くらい。自分の好きなことを仕事にしたので面白い」、美穂が「これから実店舗をオープンする」、古市が「中高年、シニア起業が増えるのはいいこと」などとコメントした。
ビートたけしが「第2の人生で色々やってみるべきだとは思うけど、そこには落とし穴がいっぱいあって、それ専門の詐欺もいっぱいある」などとコメントした。
