- 出演者
- マツコ・デラックス
プロ野球ドラフト会議の番組宣伝。
2022年10月5日に行われたスペースX社のロケット打ち上げの様子を紹介。若田光一さんも搭乗している。最初の約1分で1200kmに到達し、3分後には高度100kmの宇宙へ。切り離された第一弾ロケットは空気抵抗を制御することで陸に着地させ、再利用を可能にしている。
宇宙進出の鍵を握るのは、予算が少ないからこそアイディアで勝負する日本の企業や研究者。日本のものは低コストで高品質・信頼性が高く、宇宙に行った先の技術開発も始めている。宇宙産業のうちのロケットや輸送に関わっているのは約2%。今後、世界の宇宙進出をリードすると言われている2つの革新的技術を紹介。1つ目は牛の糞を燃料に。北海道にあるインターステラテクノロジズでは、牛の糞から製造した液化バイオメタンをロケット燃料に活用する技術を成功させている。さらに地球温暖化対策への貢献でロケットの打ち上げ回数増加も期待出来る。2つ目は宇宙ゴミの撃墜。
マツコの知らない世界の番組宣伝。
錦糸町にあるアストロスケールは宇宙ゴミ問題に取り組んでいる。地球から人工衛星を飛ばし、秒速8kmで飛び交う宇宙ゴミの後方50mまで接近し、観測に成功している。
高原大雅が2040年からの世界線を紹介。1つ目は世界中どこでも1時間で移動。2022年に創業した将来宇宙輸送システムの畑田さんは京都大学を卒業し経済産業省などを経て独立して宇宙産業へ進んだ。最高時速2万7000kmで民間宇宙輸送を目指す。2つ目は気球に乗って宇宙へ。HIS&アメリカ企業が気球による宇宙旅行を発売し、最高到達点は約30km。3つ目は月に人類が住み始める。ispaceは月に1000人暮らし年間1万人が訪れる世界を目指す「Moon Valley構想」をたてていて、月面への物資輸送・資源探索を目指している。