企業の改革は還元と再編と成長投資のフェーズに分かれている。成長投資のフェーズはまだこれからという状況なのか。守屋は「ニュースの中でエヌビディアの決済や中国のロボットの開発の話を聞いていると、日本企業も還元や再編のフェーズを進めて成長投資に移行していけると、もっと収益、成長の余地が出てくると思う」、石黒は「まだ道半ばだと思う。再編という意味では日立や富士通、NECは早くから取り組んでPBRの評価を高めて、ROEの拡大とPBRの評価の拡大につながった企業も多い。これが広がっていくかがポイント」などとコメントした。