- 出演者
- 野村真季 松尾由美子 古坂大魔王 武隈喜一 菅原知弘 佐藤みのり
コメンテーターは弁護士・佐藤みのり、元テレビ朝日報道局長・武隈喜一、芸人・音楽プロデューサー古坂大魔王。メジャーリーグのポストシーズンが始まった。ドジャース、カブスが勝ち進み、日本人選手が活躍している。ドジャース-レッズの第1戦の1番指名打者で先発出場した大谷翔平。第1打席、先頭打者ホームラン。6回の第4打席も、自身初となるポストシーズン1試合2本のホームラン。ドジャースが勝利を決めた。さらに日本時間きのう行われたカブス-パドレス戦では日本人対決も。
日本時間2日、ドジャース-レッズのワイルドカードシリーズ第2戦。先発は山本由伸。7回途中2失点、9奪三振の好投。9回にはポストシーズン初出場の佐々木朗希がグローザーとして登板。わずか11球で三者凡退に抑え、試合を締めくくった。日本時間きのう行われたカブス-パドレスの第3戦。勝った方が地区シリーズに進出する。パドレスの先発はダルビッシュ有。2回にはカブス・鈴木誠也との日本人対決。鈴木がツーベースヒット。この試合、カブスが勝利し、8年ぶりとなる地区シリーズ進出を決めた。ワールドシリーズ連覇を狙うドジャースは、日本時間あす、大谷翔平がポストシーズン初の先発登板予定。
あすからメジャーリーグ地区シリーズが始まる。ドジャース・大谷は初めてとなるポストシーズンでピッチャーとして登板することが決まっている。対戦相手のフィラデルフィア・フィリーズはナ・リーグの優勝8回、ワールドシリーズ優勝2回。今シーズンは東地区で優勝。チームの勝率はことしドジャースを超えている。直接対決は6試合でフィリーズが4勝。野球専門メディア・フルカウントの小谷真弥記者は「フィリーズは投打ともにオールスター級の選手層で事実上のリーグ優勝決定戦と言える」と話す。ナ・リーグのホームラン王・カイル・シュワバーはことし56本HRを放っている。ブライス・ハーパーは2度MVPに輝く強打者。佐藤が「日本の選手がこれだけ活躍している中で佐々木朗希選手が復活。すごいなと思う」などとコメントした。
ドジャース・大谷翔平と佐々木朗希が会見。大谷は「楽しみにしている」、佐々木は「自分の思うようなボールが投げられることによって、自信を持って試合に挑めている」などと述べた。
元テレビ朝日報道局長・武隈喜一は「フィラデルフィアは敵チームに対するブーイングがすごい。そのブーイングの中でどういうふうに活躍するのか、見ものだなと思う」などとコメントした。
自民党総裁選。新総裁の座を狙うのは。茂木敏充前幹事長はSNS戦略に力を入れ、若い世代との対話を模索。小林鷹之元経済安全保障担当大臣は世代交代を訴える。林芳正官房長官は岸田政権や石破政権の中枢を担ってきた実務派。初の女性総裁、初の女性総理誕生なるか、愛国心を前面に出し選挙戦に挑む高市早苗前経済安保担当大臣。令和の米騒動への対応に奔走した小泉進次郎農林水産大臣。平均賃金100万円アップを掲げる。
派閥による裏金問題などで逆風の自民党。今回の総裁選は衆院選、参院選で大敗し、責任を問われた石破総理大臣が辞任を表明したため行われる。党員の数はピーク時から6分の1に減少。最終盤の情勢について、ANNの調べでは小泉氏がリードを保ち、そのあとを高市氏、林氏が追う形。
小泉陣営の内部メールで小泉氏を称賛するコメントや特定の候補者への揶揄ともとれるコメントを動画配信サイトに投稿するよう要請したことが判明。「やらせ」と指摘されている。小泉氏は「一部行き過ぎた表現があった」と認め、陳謝した。
高市氏は総裁選告示日の演説会で「外国人観光客がシカを蹴っている」と発言。外国人政策が大きな論点となっている中、波紋を広げた。
急速に支持を伸ばした林氏。高市陣営・松島みどり衆議院議員は「林さんの陣営も手あたり放題に電話しまくっているわけですから、追いかけられる立場はもっと真剣にならないといけない」などと話した。決選投票では43人が所属する派閥を率いる麻生氏や旧派閥に影響力を持つ岸田前総理などがカギを握るとみられる。新総裁は誰に。まもなく投開票が始まる。
政治ジャーナリスト・田崎史郎、テレビ朝日政治部長・山本志門を紹介した。
東京・永田町にある自民党本部で行われる総裁選。午後1時に開会、国会議員による投票が始まる。全国の党員票はきのう投票が締め切られている。今回の総裁選はフルスペック型で行われている。
自民党本部から中継。国会議員票では小泉氏が約90人の支持を固めてリードを保ち、林氏、高市氏と続いている。党員票の開票状況をANNが独自分析、多くの都道府県で高市氏がトップ、続いて小泉氏、林氏となっている。麻生氏の側近は「党員投票の結果が民意で、1位になった人に決選投票で投じる」と話している。
このあと国会議員の投票が始まる自民党総裁選挙。ANNの取材に基づく最新の票読み。小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏、投票直前の情勢。山本が「党員票について、小泉さんの勢いがそこまでない。議員票で堅調に固めているので決選投票に向かうか。小泉さんと高市さん、2人の決選投票になる可能性が出てきた」、田崎が「注目ポイントは決選投票に残る2人は誰か。決選に出るのは小泉さんと高市さんが有力になってきている。注目ポイントは麻生さんと岸田さんの動き」、武隈が「有権者の1%で総裁を決めている。1%で決まった人が総理になる。だから大事な選挙ではあるが、決めているのは有権者の1%だということはとても大事。自民党の選挙だけが日本の政治ではないということは広い目で見ていかなくてはいけない」などとコメントした。
自民党本部から中継。自民党総裁選挙。小泉進次郎に候補、高市早苗候補、林芳正候補の壮行会の映像。小泉候補の総決起大会では60人以上の国会議員の姿を確認。出席者に小泉氏の地元、横須賀のカレーパンが振る舞われた。小泉氏は応援コメント要請や地元の党員離党など、複数の週刊誌報道で釈明に追われた。選対本部長の加藤財務大臣をはじめ、前回の総裁選に出馬した3人が支持。終盤には上川前外務大臣を引き込んだことで陣営幹部は「勢いは削がれていない」と自信を見せている。高市氏の決起大会には40人ほどの国会議員と多くの地方議員らが出席。高市陣営は「党員票で圧倒できれば国会議員も無視できない」 と口を揃えている。林氏の必勝壮行会には約40人が参加し、特製のハヤシカツライスが振る舞われた。陣営幹部は態度を明らかにしていない議員たちへの働きかけを続けている。
古坂が「納得できるかどうかが一番重要」、佐藤が「一人ひとりが自身の感覚、経験を踏まえて大切な1票を投じてほしい」などとコメントした。
自民党本部の中継映像。自民党総裁選、国会議員の投開票が始まる。今回はフルスペックでの投票が行われる。宮下一郎選挙管理委員長代理、逢沢一郎委員長が説明。
自民党本部の中継映像。逢沢一郎選挙管理委員長があいさつ。国会議員の投票が始まった。山本が「固まって動くことで総裁になったあとポストを狙う。固まりを作って存在感を示す流れになる」、田崎が「昨年秋に聞いたのは、ある候補から1日3回電話がかかってきたと言っていた。最後の最後まで、あの会場に入るまで努力している」などとコメントした。
国会議員が投票。山本が「自民党の中では自民党がリベラル化していることに不満を持っている党員がけっこういる。このメンバーであれば高市さんを応援するという投票行動があった」、この前の参議院選挙で自民党は人数を減らしたが参院宏池会、参院旧岸田派は増えている。林さんもそうとう総裁選を意識しながら人を増やしたんだろう」などとコメントした。
各総裁選候補の物価高対策は。小林氏は所得税の定率減税を訴えている。小泉氏は物価や賃金の上昇に合わせ基礎控除等を引き上げる仕組みを主張。高市氏は給付付き税額控除を主張。茂木氏は物価高を上回る賃上げを実現するまで各自治体がニーズに応じて自由に使える数兆円単位の生活支援特別地方交付金を創設するとしている。林氏は2万円の給付金をベースに即効性のある物価高対策を行うと打ち出している。山本が「高市さんの給付付き税額控除は立憲との協力も意識しているか」、田崎が「高市さんの給付付き税額控除は数年かかると言われている。小泉さんの基礎控除を上げていく方がより現実的」などとコメントした。